お腹がどんどん大きくなるニギャールを見て、ハティジェは「食べすぎ注意よ♪」と言い、誰も妊娠に気が付かない不自然さ。ニギャールみたいな真面目な女性がそんなことあるわけない、と思うのかもしれませんね。
今回はオスマン帝国外伝シーズン2の71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話・78話・79話・80話のあらすじを紹介します。(ネタバレ注意)
ヒュッレムのおつきのエスマがものすごくかわいい!なんでこの子はずっとモブで、物語の根幹に関わってこないんでしょうw主役級の可愛さなんだけど、子育てでしか活躍していません。
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オスマン帝国外伝、シーズン2の71話・あらすじ
普通は母親とともに県に赴任するのに、ムスタファ一人で行かせて、マヒデブランは後宮に残ることになりました。
なんでやねんw
ファトマは権力を持つために、ムスタファにわかりやすく取り入って、側女になります。
ファトマ本当に嫌だ!ムスタファけっこう好きなので、こんな側女を持たないでほしいです。
メフメトが「部屋がほしいから、代わりに頼んで」とミフリマーフに言うと、ミフリマーフはわざとヒュッレムに「お兄様に部屋がほしいけど、後宮のことは全てマヒデブランが決めるから、お母様には無理ね」とけしかけ、イライラしたヒュッレムは「絶対に部屋を手に入れる!」と息巻きますw
一方、イブラヒムとニギャールの不貞の子どもの情報を得たギュルシャーは、イブラヒムの手下によって始末されました。
今回は細かい出来事が多く起こりすぎて、どこを書けばいいのかw迷いました。
今週の癒しポイントは「いっちょ前に後宮勢力に加わるミフリマーフ」です。母に来た客の対応を代わりにやろうとするし、メフメトが部屋を欲しいというと、代わりにヒュッレムに頼んでくれたり。しかも説得の仕方が秀逸です…。末恐ろしいにもほどがあるわ、本当に。
オスマン帝国外伝、シーズン2の72話・あらすじ
メフメトの部屋をめぐって、寝たきりの母后の部屋で、ハティジェを前にしてヒュッレムとマヒデブランが嫌味の応酬を繰り広げます…
マヒデ「母后がいなければ私が正式な後宮の支配者」
ヒュッレム「あはは、いつになることやら(笑)」
ハティジェ「おやめ!」
ハティジェ、りつけるのが遅いってw
その夜、何者かが母后の部屋に忍び入って、母后を暗殺すべく首に縄を巻きつけます。
異変に気が付いたハティジェは母后の部屋に急ぎ、マヒデブランの手下のフィダンが母后の首に縄をかけているのを目撃します。
実は罠を仕掛けたのはヒュッレムですが、上手い事マヒデブランの仕業に見せかけたのでした。
しかし、ヒュッレムの仕業であることを見抜いたイブラヒムは、ニギャールに命じてギュルの犯行を暴いて、ヒュッレムの手下のギュルを追放処分にします。ハティジェも真相に気が付き、ヒュッレムは手下を奪われ、劣勢に立たされます。
ヒュッレムは信頼していたニギャールの裏切りに心を痛めます。
しかし、そんなヒュッレムの前に、イブラヒムに暗殺されたはずのギュルシャーが虫の息で現れます…。
今週の癒しポイントは「寝たきり母后全てを把握」です。寝てる間にヒュッレムとマヒデブランがバチバチやり合って、罠を仕掛けあうのをじーっと見守って、利用されても密告も出来ず、されるがまま。もう一度起き上って威厳をふるってほしいですね!
オスマン帝国外伝、シーズン2の73話・あらすじ
ギュルシャーは、ヒュッレムに会いに来て、イブラヒムとニギャールの不貞を伝えます。その秘密をヒュッレムに知らせないために、ギュルシャーを暴漢に襲わせたのだと暴きます。
ヒュッレムは、イブラヒムを確実に叩くために慎重に行動します。ギュルシャーは証人としての切り札としてかくまいます。
後宮の支配者として日が浅いマヒデブランは、ムスタファのためにと出費がかさみ、好き勝手に浪費を始めます。更にヒュッレムを陥れるために、別の女人をスレイマンに送り付けます。
スレイマンは女人を部屋から出しますが、マヒデブランとヒュッレムは廊下で激しくケンカを始めます。ふと上を見ると、そこにはスレイマンが、女同士の見にくい争いをしっかりと見てましたw
収集がつかない女たちの争いを何とかしようと、スレイマンは古株のギュルフェムを後宮出納官に任命します。
後宮の支配者として浪費をしまくっていたマヒデブランは、ギュルフェムが色々と首を突っ込んできてやりにくそうです。
今週の癒しポイントは「後ろからスレイマンにギュッと抱きつくヒュッレム」です。なんだかんだ言っても、皇帝のスレイマンの部屋に好きに出入り出来て、愛し合っているヒュッレムが最強ですよね。他の女性を相手にしていないってことも、ヒュッレムの強みになっています。「誰にでも好きに言わせとけばいい。お前は私の皇帝だ」殺し文句です(笑)
オスマン帝国外伝、シーズン2の74話・あらすじ
後宮出納官になったギュルフェムは、マヒデブランの激しい浪費を諫めます。配下の侍女ではなく、正式な皇妃であるギュルフェムは(←スレイマンの子どもを産んだことがある妃です)、マヒデブランの反撃にもめげずに立ち向かいます。
困ったマヒデブランは、出費を賄うために両替商から多額の借金をしてしまいます。愚かすぎる…。
ヒュッレムは、イブラヒムを葬るために、身重のニギャールを捕獲して幽閉します。
母后をお見舞いしたときに、イブラヒムの不貞の証拠をつかんだから、ハティジェに打ち明けると言います。それを聞いた母后は寂しそう。娘の不幸を想って涙を流し、そのまま帰らぬ人となってしまいます。
ファトマに惹かれるムスタファおかしい…計算高さ100%の顔してるのに、あれに騙されるか?
今週の癒しポイントは、「宝石職人化するスレイマン」です。ちょいちょい宝石細工の趣味の世界に逃げ込むほど、後宮はぎすぎすしてますからね。デザイン設計もしっかりして、石とパーツを組み立てて、糊で貼って、今週も素敵な装飾品を作っていました♪ヒュッレムは黄色とかオレンジの暖色の服を着てる方が似合いますよね。よく来ている緑色のも可愛いけど。
オスマン帝国外伝、シーズン2の75話・あらすじ
母后の死がみんなに知らされ、ハティジェやダイエは泣き崩れます。つつがなく葬儀を終えます。
ダイエは母后の死をもって、後宮での役目は去ったと判断して、去ります。財産もあるしのんびり暮らせばいいのに、なぜか極貧の使用人生活をしていますw
スレイマンは、ムスタファのマニサ赴任に伴い、マヒデブランの役割りをギュルフェムに移行します。
マヒデブランは母后の部屋を自分のものにするために、せっせと引っ越しをします。更に自分だけ豪華な装飾品や服を作ってごてごてに着飾ります。
ヒュッレムはニギャールを捕獲した後、臨月まじかで元の家に送り返します。
ギュルフェムは公正で敬虔なイスラム教徒なので、かなり真面目に後宮を管理してくれそうですよね。
オスマン帝国外伝、シーズン2の76話・あらすじ
ダイエが極貧の生活をするのは、自分がニギャールをかばい続け、イブラヒムの不貞を悪化させて、母后を苦しめて死に追いやったためだと思っているからです。
財産を全て寄付して、苦しい生活をすることで自分を責めているのでした。けど、自分を許しきれずに、ついに自死してしまいます。
マヒデブランはユダヤ人の両替商を度々呼び寄せて、多額の借金を繰り返します。そのお金で母后の部屋を好き勝手に改装しまくります。期限を過ぎても返金せずに、取り立てを受けるようになります。
ヒュッレムはイブラヒムの不貞を紙に書き、ハティジェの部屋に置きます。ハティジェは女の居場所を確認しに行くと、そこには臨月で腹の突き出たニギャールがいました…。
すみません、表の世界ではずっとイブラヒムやスレイマン、マトラークチュが「尊師」という裏切り者のしっぽをつかもうと躍起になって戦略を仕掛けていたりしますが…女たちの争いの方が面白いので、なんとなくノータッチで来ましたw
オスマン帝国外伝、シーズン2の77話・あらすじ
ニギャールはお腹の子の父親はマトラークチュだと嘘をつきます。ハティジェは信用せずに、ニギャールを屋敷に連れ帰り監禁します。
マヒデブランが母后の部屋の改修工事をしていると、スレイマンの命で中止されます。スレイマンを操っているヒュッレムの部屋に怒鳴り込むマヒデブラン。後宮の多額の出費について聞くと、ごまかされます。
高利貸しは、実はヒュッレムの仲間のイスケンデルの手先でした。
機は熟し、イスケンデルはついに、マヒデブランを追い詰めるために借金の返済を求めます。
イブラヒムはそのことをマヒデブランに告げられて、思わず立場を忘れてマヒデに怒鳴り散らしますw
オスマン帝国外伝、シーズン2の78話・あらすじ
ハティジェは、ニギャールの子どもはマトラークチュの子どもだと信じかけますが、ヒュッレムが証人のギュルシャーを連れてきて、証言させます。イブラヒムもついに観念して、ニギャールの子どもの父親は自分だと、ハティジェに次げます。
いよいよムスタファがマニサ県に赴任するために旅立ちます。スレイマンは、息子に大切な格言を授けました。
- 最高の富は知識である
- 最低の貧困は愚かさである
- 最も恐ろしいものはおごりである
- 最も尊いのは高潔な人格である
- 愚か者を仲間にするな
- ケチなものを仲間にするな
- 悪人を仲間にするな
- ウソツキを仲間にするな
マヒデブランが借金をしまくり返済を滞らせているため、両替商はギュルフェムのところへ行きます。ギュルフェムは信じられないくらいの多額の負債に驚き、マヒデブランを責めます。
今週の癒しポイントは「スレイマンの赤い服」です。あ、あんまり…似合ってないよね。赤色を着るの珍しくない?60歳の還暦みたいで可愛かったです(笑)
ムスタファの出発の時に、母子で別れを惜しんでいるときに、ヒュッレムの退屈そうな顔…あのときばかりは、空気を読んで粛々とした顔でいてほしかったですよね。
オスマン帝国外伝、シーズン2の79話・あらすじ
イブラヒムは、ニギャールのことでハティジェに責められたときに、過去にハティジェが「お前は奴隷。私に仕えよ!」と傲慢に叫んだことを責め返します。(←ものすごく根に持ってるw)(その時の話はこちら)2人は修復できないほどボロボロに傷つけ合います。
廊下を歩いていて襲われたギュルフェム。人が通りかかり、命はとりとめます。
スレイマンが調べると、後宮ではマヒデブランによる多額の借金があり、それを隠すためにギュルフェムを襲ったと判断されます。
マヒデブランの頼みのイブラヒムも、ハティジェとの夫婦げんかでボロボロ。
「おだまりくださいお妃さま。長年のお世話でもううんざりです」とマヒデを見捨てます。
絶望して廊下をふらつくマヒデブランの前に、ヒュッレムが現れます。
マヒデ「ヒュッレム、オマエの仕業ね。」
ヒュッレム「否定しない。ええ、そうよ」
マヒデ「(笑うしかないw)」
ヒュッレム「隙だらけで罠を仕掛け放題だったわ。辞職してマニサに行けと言ったのに、言うことを聞かないからよ」
ヒュッレムが、圧勝中の圧勝です。
その後、絶望して廊下をふらつくイブラヒムの前に、ヒュッレムが現れます。イブラヒムにも勝利宣言をするヒュッレムだが、イブラヒムはまだ離縁も懐妊もされておらず、負けを認めません。そんなイブラヒムに、ヒュッレムがストレートパンチを放ちます。
ヒュッレム「私は自由で、オマエは奴隷」
…返事する余裕もなく、イブラヒムはその場を去ります。
あっちこっちで勝利宣言に奔放するヒュッレムが子どもっぽくてかわいいw
マヒデブランの追放が決まり、ギュルフェムとスレイマンは新たな後宮の支配者を、ヒュッレムに決めました。
やった!ヒュッレムの圧勝だ!しかも、後宮の責任者に任命された時のヒュッレムが、今までで一番美しい!…と思ったら、スレイマンの詩が始まってしまった…ムヒッビーの詩がww
こうして、ヒュッレムがついに、後宮の最高権力者にのし上がりました。ただの奴隷だったアレクサンドラが、世界皇帝の後宮を支配する自由人となったのです。
ここにきて、いままで空気だったギュルフェムの存在感や価値が高まっていて、なんだかうれしいです。ハティジェと同じで敬虔なイスラム教徒で清楚で正直で、信頼に足る人物ですよね。
>>次はオスマン帝国外伝シーズン3の1話に続きます。
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