新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン2】81話~84話のあらすじ

オスマン帝国外伝の終盤で、ヌールバーヌが力をもってくのが嫌でしょうがなかったけど、新オスマン帝国外伝の終盤でトゥルハン妃が権力をもってくのは、「何かやだけど、キョセムがあまりにも老害過ぎるから、代替わりした方がいいよね」と思えます…。老人が仕切る国ってあまり良くないですよね。

今回は新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン2】81話・82話・83話・84話のあらすじです。ネタバレしすぎないように気を付けますが、見たくない方はここまでですよ。

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新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン2】81話・82話・83話・84話のあらすじ

イブラヒム幽閉される

キョセムの反乱が成功して、イブラヒムは幽閉されることになります。

クロテンの毛皮を抱えて幽閉されるイブラヒムは、完全に精神がやられています。アティケやヒュマーシャーは泣きますが、命が助かったことでギリギリ良しとします。

イブラヒムに毒を吹き込んでいたジンジも、逃げ出す途中につかまって処刑されます。

反乱の間、幽閉されていた孫のメフメトは、部屋から出されてキョセムを摂政として、皇帝に即位しました。

夜な夜なイブラヒムの悲鳴が幽閉部屋から響き渡り、民は不安に陥ります。

トゥルハンが後宮を仕切る

イブラヒムが幽閉されて、メフメトが皇帝となると、母后としてトゥルハンが後宮を仕切ります。

イブラヒムのお気に入りだったヒュマーシャーや他の皇子の母たちは「嘆きの宮殿」に追放され、子どもたちと引き離されます。

更にトゥルハンは、民の声をキョセムに伝え、イブラヒムを幽閉ではなく処刑するように懇願します。いかにも国政のためだとキョセムを説得し、キョセムは受け入れざるを得ませんでした。

イブラヒム処刑

キョセムはトゥルハンの罠にはまり、イブラヒムを自分の手で処刑にしてしまします。イブラヒムは幽閉されている部屋に母のキョセムが来てくれ「ああ!助けに来てくれた!」と喜び顔を輝かし、その後ろに処刑人の姿を見て、母の冷酷さを思い出します。

キョセムはイブラヒムの悲鳴を聞きながら、涙を流します。キョセムの息子の治世は終わり、孫のメフメト2世が皇帝となったのでした。

アティケ去る

双子の兄妹、イブラヒムの処刑を聞いて、娘のアティケはキョセムに別れを告げて出ていきます。

ムラトの娘のカヤと共に、遠地に行って二度と後宮には戻らないと…。8人の子どもたちすべてを失ったキョセムは、一人で権力の中に取り残されることになりました。

キョセムは孤独と言う名の天罰を受けたのです。

トゥルハン威張り散らす

我が子メフメトが皇帝になり、後宮の支配者はトゥルハンになります。イブラヒムの寵愛を受けていたヒュマーシャーなどのほかの妃は宮殿を追い出されて旧宮殿に移動させられます。

乳飲み子を母から離さないでというヒュマーシャーの懇願にも耳を貸さずに、残酷に采配します。

数年後…

時はたち、キョセムは子どもたちすべてを失って孤独の中に生きています。相変わらず権力を我が物として、孫のメフメトの治世を許しません。

メフメトの母であるトゥルハンとの対立は深まるばかりで、ついに2人目の孫のスレイマン皇子に政権を移そうとします。

トゥルハンとメフメト皇帝を亡き者にしようというのです。

ケマンケシュはさすがに9歳の皇帝を始末するのは間違っていると進言し、2人は道を分かちます。

孫のメフメトに毒を盛る

キョセムは自分の権力を取り戻し、邪魔なトゥルハンを始末するために、まずはメフメトを殺そうとします。服毒に気が付いたメレキ女官により、計略は暴かれ、トゥルハンは慌ててメフメトの元へ駆けつけます。

ぎりぎり毒を飲むのを防げたけど、トゥルハンはキョセムを殺さねば危ないと決意を決めます。

キョセムは自分を裏切って、服毒のことを漏らしたラーレザール女官を処罰します。生きたまま海にほおりこまれると知っても、ラーレザールは「小さな子どもを殺したくない」と良心に従ったことを後悔しません。

キョセムVSトゥルハン、最後の戦い

キョセムもトゥルハンも、お互いに相手を殺すしかないと決意します。お互いの腹心を集めて作戦を練ります。トゥルハンの手下の方が新参が多くてやや有利?トゥルハンの求心力もなかなかのものです。

何と言っても現在の皇帝の母后なので、現勢力の指示を得ています。

あの時の子どもが登場

トゥルハンの陣営にいる男は、キョセムに深い恨みを抱いています。

幼き日に、キョセムが処刑した男の子どもで、その後キョセムに保護されたのに、恨みを抱いてキョセムを暗殺しかけ、それも許されてエジプトに送られたあの子供です。(→詳しくはこちら

まだキョセムに深い恨みを抱いており、トゥルハン陣営に加わり、キョセムの命を狙います。

ハジュとの最後

反乱を起こす前日に、キョセムは部屋でハジュとゆっくりと語らいます。

長年自分に付き従ってくれた感謝を伝えたのです。ハジュもまた、初めて小さなアナスタシアにあった日から今日までのことを語ります。後悔などなく、従ってきてよかったと。

キョセムの側に常に寄り添い続けたハジュも(空気と化してたけどw)忠臣ですよね。子どもたちはみな去ったけど、ケマンケシュやフセイン、ハジュによってキョセムも支えられていたのです。

ハジュはキョセムの命を守るために、警護を固めますが、そこでトゥルハンに補足され、裏切りを迫られます。

「小川でおぼれるくらいなら、大海でおぼれる」といい、ハジュはキョセムに忠誠を誓います。

トゥルハンの従者の(←キョセムにとってのハジュみたいなやつ)スレイマンによって、ハジュは命を奪われます…。

蓮

どうでもいいけど、スレイマンとかムスタファとかメフメトって言う名前が多すぎw

ケマンケシュの愛

孫を殺すのかと、一度はキョセムの元を離れたケマンケシュだけど、やっぱり戻ってきてくれました。

「私の運命はあなたと共にある」だって~キャー!また告ってます(笑)

後宮に攻め入るトゥルハン

トゥルハンは配下を率いて後宮に攻め入ります。逃げ惑う女官や宦官に「私や皇帝につけば命は許す」と言い、悪の手先みたいな残忍な顔で宮殿を掌握にかかります。

立ちはだかるケマンケシュとアリ・フセインですが、多勢に無勢。一騎当千の戦いを見せますが、2人とも戦いの中で…果てます。

蓮

キョセムが髪の毛真っ白だし、この2人も60代だよね…高齢化による体力の衰えから負けてしまった感があります。見事、男の花道を貫きました。

蓮

というか、ケマンケシュも「ケマンケシュ・ムスタファ」って呼ばれてる。この人もムスタファって名前かー!

キョセム死す

キョセムの配下を悉く倒し、キョセムの部屋にも暴漢が押し寄せてきます。弱弱しいソファとかでバリケードを作りますが、的勢力に破られてしまいます。

キョセムは孫のスレイマンをほったらかしにして、自分だけ隠し扉から逃げ、隠し部屋で震えます。そこを、かつての因縁の子どもメフメトが見つけます。

キョセムは捕まり、宮殿を引き釣り回され、そこでハジュやケマンケシュ、フセインなどの腹心の配下の死体を見ます。

蓮

ケマンケシュの遺体が切ない…

キョセムは復讐を企てるメフメトに首を絞められ命を絶たれます。

蓮

「オマエも父親に似て裏切り者だ!」と叫んだキョセム。ってことは、キョセム、こんなオッサンになって何年も会ってなかったメフメトのこと覚えてたんだね。民には優しい統治者だったもんね。視聴者はこんな奴のこと、回想シーンがない限り誰もわからんのにw

キョセムの死体には宝飾類を引きちぎろうとする人々が群がります。

死にゆく景色の中で、欲望に身を任せた人々に襲われ、キョセムは天井を見つめて絶命しました。

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