シーズン3までのヒュッレムを演じていたウゼルリさんが「スレイマン💛」って囁くだけで、いろんな悪事が帳消しになっていたあのシーンをもう一回見たいなぁ…と思ってしまいますよね。
シーズン4のヒュッレムを演じているペルキンさんも悪くないんだけど、(ペルキンさん役者詳細はこちら)やっぱりあの「スレイマン💛」が聞きたい…。スレイマンも聞きたいに違いない…。
今回は、オスマン帝国外伝のシーズン4の2話・3話のあらすじを紹介いたします。ネタバレしすぎないよう気を付けていますが、見たくない方はここまでにしてくださいね。
大好きなムスタファがいきなり苦境で苦しい回でしたが…まだまだ余裕のある兄弟愛が見られて楽しめました。
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オスマン帝国外伝、シーズン4の2話のあらすじ!
今回のテーマは「誰がマニサを治めるか?」です!マニサと言えば「次期皇帝が治める県」と言われており、スレイマンの次の皇帝候補が治めることになるんです。
シーズン2ではムスタファが意気揚々とマニサを治めるんだけど、優秀過ぎて突出しすぎてスレイマンの不興を買い、アマスヤという別の県に飛ばされました。
代わりにメフメトがマニサを治めますが、道半ばにしてマヒデブランの毒牙に落ちました…。
ジハンギルの帯刀式
末っ子ジハンギルの帯刀式でが行われました。
ムスタファやメフメトもやっていた、アレです。
ジハンギルが群集の前に立って、長ーいセリフを叫ぶんだけども…途中でセリフを忘れちゃって真っ白!というピンチに陥ります!
焦るジハンギル…
それ以上に焦る兄たち…
息をのむヒュッレムとミフリマーフ…
眉間にしわを寄せるスレイマン…
ど、どうなる?
と、殺し合いのシーン以上に緊迫したシーンを打破したのは、ムスタファでした。
ジハンギルに帯刀式のセリフを口パクで(声でてたけど笑)教えてあげるという優しさ…。
助けられたジハンギルが、それをきっかけにセリフを思い出すかと思いきや…
その後またすぐに沈黙…。
ねぇ…練習してきた?リハやっとくべきやで…。
焦るジハンギル…
目が泳ぐムスタファ…
オロオロするリュステム…
ソワソワしだすヒュッレム…
対抗勢力のくせに一緒にソワソワしだすマヒデブラン…
お前は喜ぶんじゃないの?w
緊迫する群集…
2度目の緊迫した空気を打破したのは、今度はスレイマンパパ。
ムスタファの「こそこそ教え」とは違って、スレイマンはもう「ジハンギルの代わりにセリフを言ってあげちゃう」パターン。
なんならジハンギルの代わりに叫んじゃうパパ。
声でか!
パパの声でか!
皇帝なら、ルール破ってOKですか?
パパの声が会場にこだまして、無事に「ジハンギルの」帯刀式は終わりました…。
いや、パパの方の帯刀式だったかも…。
帯刀式を終えたあと、マヒデブランが「憐れな悲劇の皇子。誰の罪を背負っているのやら」とつぶやきます。ヒュッレムは「悪人を探したいなら鏡を見ろ!」と叩きつけます。
ジハンギルは自分の不出来に落ち込みますが、ヒュッレムが母らしく上手に励まします。
リュステム、ムスタファの足を引っ張る
帯刀式の夜に、みんなでスレイマンの部屋で食事をします。
大宰相として同席したリュステムが「ムスタファ殿下のお出迎えに、歩兵部隊長も出向かれましたね」とさりげなさを装って暴露します。それを聞いたスレイマンはびっくり。
他の兄弟たちも「俺に出迎えはなかった…」とざわざわします…
奴隷の女が到着
あちこちの町で女たちを略奪してくるフズル・ハイレディンw最悪の海賊だなw
宮殿に山ほどの女奴隷を連れてきます。汚らしい女奴隷の中に、外国語を話す女性がいました。女性の名はチェチーリア。
ベネチアの貴族で、家に帰してほしいとヒュッレムに直談判しますが「お前はすでに帝国のもの」と一蹴されます。
この人、後々めっちゃ重要人物になります…
貴族時代のぜいたくな生活を懐かしみながらも、父の浮気で出来た外の子どもだったチェチーリアは、元居た家でも必ずしも幸せでなかったことを思い出します。
愛人のことして煙たがられ、望まぬ結婚をさせられそうだったのです。
召使と共にさらわれて奴隷になったけど、召使がチェチーリアの世話を焼くことも許されません。
バヤジトとセリムの仲の悪さ…
バヤジトとセリム、相変わらず仲が悪い悪い…。
庭で高齢でよぼよぼのマトラークチュに剣の稽古をつけてもらっていたバヤジト(もうやめてあげて…)。
そこへ通りかかったセリムが「昔は俺のが強かった」的に挑発して「今は俺のが強い」「俺が強い」「俺が強い」と兄弟げんかをはじめ、剣で決着をつけることになりました!
緊張の兄弟対決…と思いきや…!
- 剣…スポンジのピコピコハンマーみたいなの
- 盾…丸椅子のクッション
へっぽこ装備対決でした…
当たっても痛くない奴~と思いきや、そこそこ痛そうではありました。
武術に長けたバヤジトが有利かと思いきや、セリムも負けておらず、勝負は互角。ただ、途中から敵対心をむき出しにして、結局最後はお互い反則しまくり(?ルールがよくわからない)のピコピコ叩き合いになって、バヤジトが「俺のが強い!」と叫んで衛兵に止められるという…。
いつの時代もどこの国でも、兄弟ってなんでみんなこうなの?
仲裁するママ大変だからやめれ、マジで。
それをたまたまバルコニーから見ていたスレイマン、驚愕…。
長男のムスタファが反乱の怪しさが常にあり、末っ子ジハンギルは重い病気を背負っている。セリムかバヤジトに次期皇帝をと考えているのに、2人の未熟さを目の当たりにして、「誰も任せられんやん!」となりました。
マヒデブランの孫(の歌…)
次の後継者選びに悩み多きスレイマンだけど、マヒデブランが連れてきた、ムスタファの長女の歌に癒されます。その歌がまた絶妙な感じで(笑)
皇族の人は王子を待ち望んで、女が生まれると落胆してるけど、ミフリマーフといい女の子に大いに助けられているんだよね。
ムスタファだけを頼りに生きてきた薄幸のマヒデブランに、孫娘ができたのは本当に良かったです。
特に特徴のない女の子ですが、ネギルギシャーは美女に成長しそうです。
オスマン帝国外伝、シーズン4の3話のあらすじ!
ミフリマーフはバヤジト推し
ミフリマーフとリュステムは、バヤジト一択で推しまくりです。
マニサに行って、次期皇帝になってほしいと願っている様子。
一方でバヤジトは50万銀貨もの借金があり、国政が上手くいかないことを暴露。ミフリマーフは弟のしりぬぐいに忙しそうですw
ムスタファとヒュッレム
廊下で再会するヒュッレムとムスタファ。い、いつの間にこんなに仲が悪くなったの?と驚くほどのにらみ合いw
メフメトの死を一緒に悼むはずが、恨み言のぶつけ合い。
この2人の対立は、どうあっても避けようはなさそうです。
2人とも好きなんだけどなぁ。
セリムの密偵
セリムはコンヤという県の統治もうまくできず、宮殿で飲んだくれて酒と女におぼれる日々だったらしく、「ダメだこいつ」的に姉にも母にも思われています…。
けど、バヤジトとミフリマーフの会話を密偵を使って聞いていたりと、抜け目のなさはあるようです。
バヤジトの借金についても抜け目なく情報収集していました…。兄弟仲が悪いから、嫌な予感しかしません…。
チェチーリア自害
寝ながら昔を思い出すチェチーリア。
父の紹介で初めて会う男性と結婚させられそうになっています。そこへ、フズルハイレディンの襲来があり、男たちは切られ、女たちはさらわれます。チェチーリアの父親もまた、オスマン帝国軍に殺されたのでした。
チェチーリアは悪夢から目覚め、奴隷に堕ちた自分を恥じ、夜中に自分の手首を切りました。
気が付いた侍女の悲鳴でみんなが自害に気づき、たまたま通りがかったセリムが手首の手当てをしてチェチーリアを助けます。
チェチーリアは、意識を失う寸前に、自分を助けた男の顔を見ました…。
目が覚めたチェチーリアは、女官から、ヒュッレムも元は奴隷だったけど、皇帝の寵愛を受けて後宮で一番権力を持つ、女の頂点に上り詰めたと聞きます。
運がよければ、チェチーリアも権力を握ることが出来るのだと言われ、思案します。
まだ生きていたエブッスード
…シーズン3でも「老体に鞭を売って政務をこなす、がんばってるじいちゃん」だったのに、シーズン4でも相変わらず法務官的な立ち位置で、ばりばり現役で働いていたエブッスード…。
スレイマン…むごいで。
引退させてあげてー!
歩くだけでも、しゃべるだけでも辛そうなのに、現役労働者って…。
そろそろ庭仕事だけの人生でもいいと思うんですが…。
次のマニサを治めるのは、4人の息子のダレ?
オスマン帝国外伝のシーズン4の2話と3話のポイントは「誰が次のマニサを治めるの?」という所です。
- ムスタファ…歩兵部隊、海軍総指揮官のハイレディン、マヒデ推し
- セリム…酒と女におぼれて、トンヤもまともに治められなかった
- バヤジト…剣術にたけ、勇猛果敢。頭もよく正義感もあり。リュステムとミフリマーフ推し
- ジハンギル…頭がよく機転が利くけど、生まれつきの難病アリ
わりと、ムスタファとバヤジト対決って感じで話が進んでいくんですが…。スレイマンが決めたマニサの長は、なんとセリム…!
しかも、決定事項が書かれた紙を入れた箱は、ずーっとスレイマンの机の上にあったので、スレイマンの心はシーズン4が始まってすぐから決まっていたっぽいです。
ヒュッレムもこれを読んで、「セリムがいいと思う」とあらかじめ伝えていたこともスゴイw
セリムはドヤ顔でマニサに行く準備をします。
- ムスタファはがっくり…
- バヤジトはイライラ。
ジハンギルはそんな兄たちを「僕かと思ってたのに~」と笑かすウィットの持ち主です(笑)。
なぜセリムがマニサに?
納得がいかないバヤジトはヒュッレムに噛みつきます。怒って部屋を出てく当たり、子どもだ…。
ミフリマーフも「なぜセリムを推したの?」とヒュッレムに詰め寄ります。
ヒュッレムは、優秀で勇敢なバヤジトがマニサに行ってしまったら、メフメトと同じで「脅威」とみなされて、敵に命を狙われ続ける。セリムは従順で野心もないから、敵はセリムを脅威とはみなさない。
と、なかなか酷いことを言います…。
でも頭良いなあ。
バヤジトこそ最後の希望なのだという点では、ヒュッレムもミフリマーフも意見が一致しています。
セリム自身もヒュッレムに「母上はバヤジトを望んでいたのでは?」と的を得たことを言いますが、ヒュッレムは子どもをひいきしないと明言します。
兄弟たちの仲の良さ
セリムが「王座の県」に赴任することで、落ち込みまくるバヤジトに「僕じゃなくてセリムか…。」といって笑わせるジハンギルステキ(笑)
ムスタファもヒュッレム同様に、大変な任務を負うセリムを、みんなで助けようと、兄らしいことを言います。
バヤジトとセリム以外は大人やな~
でも、セリム以外の兄弟は性格もいいし仲も良さそうでほっこりします。
メインキャラたちの高齢化…
- スレイマン…シーズン3と同じ
- ヒュッレム…シーズン3から役者交替して50代の女優さんに
- ムスタファ…同じ
- マトラークチュ…急におじいちゃんメイクに
- セリム…急成長(イケメン)
- バヤジト…急成長(イケメン)
- ジハンギル…急成長(イケメン)
- マヒデブラン…白髪多すぎ老けすぎ
- スンビュル…シーズン3と同じ
- アフィフェ…同じ(シーズン3からすでに定年後の体酷使)
- ギュルフィム…白髪多すぎ老けすぎ
- フィダン(マヒデの侍女)…白髪多すぎ老けすぎ(←おかしくない?この人年代的にもっと若かったやろ?!!)
- タシュルジャル(ムスタファの従者)…全く同じ
えーっと。
世代の変化とともに、高齢の役者さんとチェンジしたのはいいんですよ。うん、そりゃしゃーない。
けど、シーズン3までいた役者さんの「老けメイク」にぱらつきがあるのが気になります。
エブッスードとアフィフェは、シーズン3から「はよ引退させてあげて」状態。
マトラークチュとマヒデブランとギュルフィムとフィダンは、過剰なほどの「老けメイク」があるのに、
ムスタファとタシュルジャルはシーズン3と全く同じ!
スレイマンはシーズンが進むたびに「ひげの量を増やす」「ひげの白髪化が徐々に進行」だけで、高齢化を表現。(しかも違和感なし笑)
個人的にはまだ出てきてない、イブラヒムとハティジェの娘のフーリジハンがどんな美女になっているか楽しみです。
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