リュステムは嫌いだけど、ミフリマーフのことを本当に愛しているっポイ点だけは買います。そして、その点に関してだけは、ミフリマーフからの愛情を1㎜も受けられず、ちょっとだけ同情します。
ヒュッレムママにいくら重宝されようとも、ミフリマーフから愛されないと、リュステムの頑張りも空回りだよね。
今回はオスマン帝国外伝、シーズン4の31話・32話・33話・34話・35話のあらすじを紹介いたします。ネタバレしすぎないよう気を付けていますが、見たくない方はここまでにしてくださいね。
すみません、フーリジハンが一気にキライになった32話でした(これだけは言っとかなきゃ)
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オスマン帝国シーズン4の31話のあらすじ・セリムまた訴えられるw
フーリジハンとの結婚
母親の反対を押し切って、こっそり結婚したバヤジトとフーリジハン。
バヤジトの子どもを産んだ側女のラナもフーリジハンを疎ましく思います。「私は奴隷ではない。同じ立場と思うな」と威張られて、ラナは苦し気です。
フーリジハンの裏切り
バヤジトへのお目付け役として置いて行った師父ムスタファは、ヒュッレムの命令を守るために、バヤジトの留守にフーリジハンをキュタフヤから追い出します。王妃と皇子の板挟みって本当に辛そうwでもララ・ムスタファは後にスゴイ嫌な奴になるから、苦労を見るのはざまミロですw(ララムスタファの最悪の史実)
ヒュッレムの手下によってキュタフヤから追い出されようとしたその時…。
ヒュッレムの配下のムスタファ師父(同じ名前でややこしいw)に「大きな秘密を教える!」と言って、その秘密と引き換えに自分のキュタフヤ滞在を命じます。
フーリジハンが話した秘密とは…兄のムスタファがミフリュニーサと隠れて結婚したことでした。
イランに遠征
イブラヒムとの念願のローマへの遠征と、イラン皇子からの要請であるイラン遠征を秤にかけ、迷いまくっていたスレイマン。
ムスタファやジハンギルはローマへの進軍を支持しますが、リュステムはイラン進軍を推します。
迷ったスレイマンは、アルカス皇子が来ている今が好機として、イランへの進軍を提言します。
アルカス・ミールザ―はイランの王を倒してくれたら、自分が王となり、オスマン帝国への忠誠を誓うと持ち掛けます。
ヒュッレムは、ソコルルに対して「セリムが皇帝代理で帝都に。バヤジトが前線に行く」と話し、フーリジハンとの結婚によってバヤジトから次期皇帝候補がセリムになったと匂わせます。
ムスタファへの信頼
ヨーロッパではなく、逆のイランへの進軍が決まったことで落ち込むムスタファ。ローマ皇帝になることこそスレイマンの夢ではないかと説きます。
しかしスレイマンは、だれよりも信頼しているとして、ムスタファに帝都の守り…つまり皇帝代理を任せます。
セリムこそ帝都の皇帝代理を務めると思っていたセリムやヒュッレムはこの決定にショックを受けます。
しかしスレイマンは「セリムの酒浸りの自堕落な姿が忘れられない」と言い、セリムへの信頼を失くしつつありました。
セリム、農家の女のところに入り浸る
偶然会った農家の未亡人のところに入り浸るセリム。
後を付けたヌールバーヌはそのことにショックを受けますが、もっとショックなのは、未亡人だと思っていた女に実は夫がおり、不倫をしていたこと…!
これがバレたら夫から不貞行為を訴えられ、
帝都のスレイマンに知られることになり、更に信頼がなくなってしまいます。
思案していたら、まさに農家の夫が宮殿にやってきて、「妻とセリム閣下が不貞をしている」と訴えられます。追い返してお金でもみ消そうとするセリムですが、ヌールバーヌは農家の夫をなだめ、なんとか裁判所に訴えないよう頭をひねります。
ヌールバーヌ…ずっと嫌いだったけど、なんかダメ男に嫁いで知恵を絞ってるあたり、同情してきました…w
ミフリマーフ、浮気心?!!
イランの王族のアルカス・ミルーザーが勢力争いに劣勢で、スレイマンに助けを求めて帝都にやってきました。イケメンとうわさ高いアルカスを見て、ファトマ皇女は「あなたの相手にぴったり」などと浮気心をたきつけます。
更に、大宰相としてイランの皇子をもてなす立場にあるリュステムは、自宅にアルカス皇子を招いて食事をします。
ミフリマーフはアルカス皇子からの月桂樹の贈り物を嬉しそうに受け取りますが、表面上は形を崩さず。
後日皇子から「あなたに夢中です」と手紙をもらい、慌てて手紙を焼き捨てます。
オスマン帝国シーズン4の32話のあらすじ・
ミフリマーフ離婚?
家で一人でミフリマーフが「もう手紙を贈らないで」と、アルカスミルーザ―に手紙をしたためているときに、部屋に押し入ってきたリュステムに、手紙を見られてしまいます。
ミフリマーフに想いを伝えるリュステムの気持ちもわかるけど、「ゴメン、どうっしても好みじゃないんだわ…」となるミフリマーフの気持ちもわかるから、切ない2人ですね、本当に。
何もしてないのに「お前は男をそそのかしたのか?!」と詰め寄られ、怒ったミフリマーフはリュステムとの離婚を決めます。
意を決してリュステムに、「離婚する」「離婚する」…と伝えたところでヒュッレムの邪魔が入ります。
(3回言えば離婚成立だった笑惜しい!)
ヒュッレムは「今は大事な遠征の準備で忙しいから、遠征後にしなさい」と説得します。
ミフリマーフも弟たちのことを思い、遠征後に離婚することで承諾しました。
リュステムはひたすら落ち込み、動揺を隠せません。
さすがにリュステムかわいそうだった…。初めて可哀そうに思えました。でもミフリマーフは別に浮気はしてないんだけどね
ジハンギルはヒュッレムの差し金で、離婚を思いとどまらせるように言われたけど、姉には「自由に生きるべきだ」と力になります。
ファトマの策略
実はアルカス・ミールザ―を装って、ミフリマーフに恋文を書いたのはファトマ皇女でした。
ファトマは、作戦が上手くいってミフリマーフとリュステムが離婚することを願いました。
しかし、当のアルカス・ミールザ―は、実はミフリマーフじゃなくファトマ皇女の方に夢中でしたwミフリマーフは好みじゃなかったようです…可哀想に。
セリム訴えられる(2回目)
マニサでは、セリムが浮気した人妻の夫から、セリムが訴えを起こされています。
またお金でもみ消そうとしますが…
フーリジハンの密告バレる
前回、フーリジハンは自分とバヤジトの結婚を認めてもらうために、師父ムスタファに「ムスタファがミフリュニーサと結婚して子どももいる」とばらします。
師父ムスタファは早速スレイマンに、ムスタファの秘密の結婚のことをばらす手紙を書き、スレイマンにすべてがバレてしまいます。
せっかく信頼を確認し合ったばかりなのに、ムスタファに新たなバツが下されるかと思うと…切ないです。
スレイマンは、せっかく回復したムスタファとの信頼関係に、再びヒビが入ったと感じます。
ヒュッレムもララ・ムスタファから知らせを聞いて、ムスタファの失態を喜びます。
何も知らないムスタファは、ミフリュニーサが生んだ息子に弟のメフメトの名を付けます。
オスマン帝国シーズン4の33話のあらすじ
スンビュルのコーヒーショップ(笑)
後宮を出て自由人となったスンビュル。
街中でコーヒー豆を見つけて、ためしに家で炒ってみます。そこへ遊びに来たヒュッレムが、たまたまコーヒーのにおいを気にとめて、飲んでみたらハマりました(笑)
最初はコーヒーの苦さに「う」となるけど、その後ロクムを食べると、苦みと甘みの良いバランスにハッとするんです。
私もコーヒー好きなので、なんか嬉しいです(笑)
スンビュルとはシーズン3くらいまでは反対勢力だったのに、その後ヒュッレムの手足になってから、2人はめっちゃ友だちみたいに仲良しになりましたよね。
この頃まだイスタンブールでコーヒーは出回っておらず、「不思議な飲み物」と思われています。この後コーヒーは急速に市民の間で広がって、「新オスマン帝国外伝」のキョセムの時代では、コーヒー店は不穏分子の温床として処罰の対象となっていたりするんですよね。
リュステムとミフリマーフ
ミフリマーフが浮気したに違いないとして、リュステムは、相手の男探しを始めます。
(ファトマ皇女の陰謀なのにw)
遠征から帰ったら離婚すると決めてから、ミフリマーフの方は気持ちがすっきりした様子です。
ファトマ皇女はすかさずスレイマンに、2人の離婚について話し、ヒュッレムは「大したことない」と隠します。
わかりかねるスレイマンは、ミフリマーフを呼んで事情を聞くことにします。
ファトマやヒュッレムには冷たいスレイマンが、ミフリマーフにはめっちゃ優しい(笑)
そしてリュステムに非があるわけじゃなく、ただただ年を取っていくのが辛いとミフリマーフから聞き、人生には春ばかりじゃなく、秋や冬もあるのだと説きます。「私の人生は冬ばかり」というミフリマーフに、ゆっくり決断するように伝えます。
ヒュッレムが青。ファトマが赤。ミフリマーフが緑色の服を着てて、にぎやかですねw
スレイマンの怒り
スレイマンは、ムスタファが自分に隠して結婚していたことを知り、ムスタファに信頼を裏切られたと絶望します。
そして、遠征時の皇帝代理はセリムに任せ、ムスタファにはアマスヤ停留を命じます。「どんな秘密も永遠には隠し通せぬ」と言われ、ムスタファはショックを受けます。
誰がミフリュニーサとの結婚の情報をばらしたか、犯人捜しが始まります。
マヒデブランはすぐにバヤジトとフーリジハンがばらしたのだと悟ります。
ムスタファも、キュタフヤからの手紙でスレイマンが情報を得たと知り、バヤジトの裏切りにショックを受けます。
バヤジトは兄の失脚を悲しみますが、その隣でフーリジハンとララ・ムスタファは複雑な表情です。
今回の癒しポイントありました。遠征に出かけるときのスレイマンとリュステムがおそろいの服を着ていますw仲良しかよ
セリムが皇帝代理に任命
ムスタファが勝手に信頼を失くして、セリムが皇帝代理として帝都に行くことになりました。
酒飲んでただけで転がり落ちて来たね、幸運がw
ヒュッレムは直ちにヌールバーヌーに「セリムの酒飲みを悟られるな。せめて帝都では隠し通せw」と命じますw
オスマン帝国シーズン4の34話のあらすじ
リュステムの苦悩
ミフリマーフから離縁を言い渡されて、落ち込んで飲んだくれるリュステム。
スレイマンは、娘が幸せでないと知ってショックを受け、何とかしてあげたいと願いますが、ヒュッレムは巧みに誘導して、2人の離婚を止めようとします。
ミフリマーフはせめて、リュステムが離婚後も元の職に就き続けられるよう、スレイマンに頼み、改めて離婚を決意します。
しかし、リュステムはミフリマーフ亡きあと大宰相で居続けることはできないとして、大宰相の職を返すと言います。リュステムの有能さをよくわかっているスレイマンは、ミフリマーフと2人でもう一度よく考え直すように伝えます。
ミフリマーフとリュステムの復縁
たくさんの側用人を尋問にかけ、ミフリマーフに手紙を送った人物がファトマ皇女であると知ったリュステム。
早速ミフリマーフにそのことを伝えます。
アルカスからの手紙と思い込んでいたミフリマーフは、見事に騙されて心躍らせていた自分を恥に思います。
バヤジトとムスタファの不仲
仲良し兄弟だったバヤジトとムスタファ。
ムスタファは、ミフリュニーサとの結婚をスレイマンにばらしたとして、バヤジトを責める手紙を書きます。バヤジトはそれを呼んで苦しそう。バヤジトは裏切っておらず、裏切りはフーリジハンによるものなので、バヤジトも初めてムスタファの苦境を知らされたわけです。
バヤジトは慌ててララ・ムスタファが犯人として詰め寄りますが、情報源はフーリジハンだと聞かされて、大きなショックを受けます。
ムスタファのおかげで結婚できたのに、よく裏切れたものだとバヤジトは怒り狂います。
セリム、訴えられ…
農家の嫁に誘惑され、その夫から不倫を訴えられているセリム。相手の夫は示談で解消すると言って、金貨10枚の大金をせびります。計画的な犯行なので、セリムはムスタファかバヤジトの陰謀だと考えます。
ヌールバーヌーとジェンフェダー女官と、カザンフェル宦官の「いつもの3人」でセリムの尻ぬぐいをどうしようかとひそひそ会議をまた始めていましたw
もう可哀想や、この3人
ムスタファやマヒデブラン、リュステムやバヤジトやミフリマーフの悩みに比べて、セリムの悩みの小粒な感じが際立つなw
ヌールバーヌーは訴えを起こした夫婦を殺してこの問題を終わらせるよう、セリムに言います。
セリムは夫婦を暗殺して家に火を放ち、証拠を隠滅します。
ヌールバーヌーはやっぱりセリムの弱点を知り尽くして、的確なアドバイスをするいい妻ですよね。
オスマン帝国シーズン4の35話のあらすじ
ファトマとアルカス
リュステムからなぜか付け回されていて、自由に動けないアルカスは、ファトマに恋い焦がれて密会に誘い、2人は愛を深めていきます。
ファトマも元々「愛に生きる人」なので、久々の恋に燃え上がり、陰謀とかすっかり忘れていきますw
罠にはめられたと知ったミフリマーフは怒ってファトマを尾行し、アルカスとの逢引きを知ります。
怒れるミフリマーフは敢えてファトマたちを泳がせ、2人で密会しているところを暴いて、罪を浮き彫りにします。
倒れるスレイマン
度重なる心痛で、スレイマンは部屋で倒れて意識を失います。医師は背中の発疹を理由にします。
スレイマンは、自分の病気のことを絶対に誰にも漏らすなと、固く口留めします。アフィフェは、せめてヒュッレムにだけは伝えるよう進言しますが、スレイマンは聞き入れません。
皇帝代理のセリム
農家の夫婦を殺して、何食わぬ顔で帝都に来て、皇帝代理を務めるセリム。徹底してスレイマンへの敬意を表すあたり、抜け目がないというか…。
ヌールバーヌーもヒュッレムへの気遣いを忘れずに、上手く立ち回ります。
ヒュッレムはマニサでの様子を聞き、満足しますがヌールバーヌーを完全には信用しきってはいません。
ジハンギルは、前回の兄弟での食事会の時のことを思い出し、セリムを迎えたくなかったと言います。セリムも弟の気持ちが伝わり、歓迎されていないことを感じ取ります。
「俺は皇帝になる可能性があるが、ジハンギルは一生後宮の中で母親とともに暮らせ」と暴言を吐きます。
ジハンギルにまで慕われていないセリムは、部屋に帰ってまたお酒を飲もうとしますが、ヌールバーヌーの助言でなんとか禁酒を守ります。
ギリギリだなw
ジハンギルが遠征に出る
セリムから、一生役立たずだと言われて悩むジハンギル。スレイマンのところに行って、自分も遠征に出かけたいと願い出ます。
一度だけでも皇子の気分を味わいたいというジハンギルに、スレイマンは悩みます。
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