新しいスレイマンの小姓フェルハトがイケメンです。ジハンギルの死に際に看病していた医師団のメンバーで、イスラムの教えに忠実です。と、意識を他に向けておかないと苦しくなるくらい、バヤジトの苦境が続きます…。ムスタファの時も辛かったけど、バヤジトの苦境も辛み…。
今回はオスマン帝国外伝、シーズン4の66話・67話・68話・69話・70話のあらすじネタバレを紹介いたします。
ネタバレ多数なので見たくない方はここまでですよ!
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オスマン帝国外伝、シーズン4の66話のあらすじ
今回のウルウルポイントは、マヒデブランです。長年マヒデブランに仕えてきたフィダン女官を、マヒデブランは孫娘のネルギスシャーに同行させようとしますが、忠誠心からフィダンは残ります。
もう一つ…宮殿から皇子たちがすべていなくなり、2人きりになってしまったヒュッレムとスレイマンです。高齢だから2人とも寄り添ってほしいですよね。
ファーリエにビビるヌールバーヌー
マニサにファーリエが来ると知って、自分を殺す気かとビビるヌールバーヌー…。
しかしマニサは不在の間に後宮もあれており、ファーリエに後宮の秩序を任せることで皆が引き締まりました。ファーリエはセリムに別の女人をあてがおうとしますが、ヌールバーヌーにとめられます。
師父ムスタファも、密偵として警戒されますが、セリムとヌールは慎重に受け入れます。
師父ムスタファは、セリムに「美酒」を勧めます(笑)
魂胆みえみえだけど、正しいセリムの攻略法ですね。
今回のオモシロポイントは、流行っているスンビュルのコーヒー店です(笑)スレイマンがお忍びで街に行き、スンビュルのコーヒーショップでコーヒーを飲むシーン好き
オスマン帝国外伝、シーズン4の67話のあらすじ
ヌールバーヌー暗殺命令
ファーリエの策略で、セリムの愛妾がヌールバーヌーを風呂に沈めて暗殺を試みます。
もう少しのところでジェンフェダーと従者のカザンフェルが来て、ヌールを助けます。デュルシャーはカザンフェルに投げ飛ばされて死に、浴室にいたカザンフェルは地下牢に入れられます。
スレイマンの苦悩
潔白だったかもしれないムスタファを処刑してしまったことで、スレイマンはいまだに苦しみ続けます。
数年ぶりにヒュッレムを部屋に呼び、ムスタファの死にヒュッレムが関与しているかどうかを問いただすスレイマン。ヒュッレムは、スレイマンの命令がないと何もできない無力な存在だといいます。清廉潔白ではないけど、なすべきことをスレイマンの心に従ってしたのみだと言います。
つまりヒュッレムは、スレイマン自身もまた、自分の後を継ぐのはムスタファではなくヒュッレムの生んだ皇子であってほしいと願ったからこそ、ムスタファの疑惑を理由に処刑したのだというのです。
スレイマンは本心を暴かれた様子で、ドキッとしている感じでした…。さすがヒュッレム。
バヤジトの元へスパイが…
バヤジトの元へデフネという女のスパイがもぐりこみます。妹をヌールバーヌーに人質にとられて、バヤジトの元へ送り込まれるデフネ。
バヤジトの子どもに好かれ、バヤジトの心を確実にじわじわとつかんでいきます。
バヤジト借金を負う…
長い間キュタフヤを離れている間に、街中では困窮者があふれていました。バヤジトは一刻も早く民を安定に導くために、商人から借金をしてしまいます。
帝都からの支援が間に合わなければ返済が滞ると、従者のロクマンは心配します。
新しい後宮出納官
ファトマ皇妃がスレイマンに、ファーリエの後釜の後宮出納官に、自分の侍女のメレキを推薦します。
それを聞いたヒュッレムはすかさず、ギュルフェム妃を後宮出納官に推します。
ギュルフェムは2回目の後宮出納官ですね。
ミフリマーフの病気
ある日起きたらミフリマーフのデコルテに、赤い発疹が出ていました。病気を疑って治療を開始し、リュステムも念のため距離をとることにしました。
スレイマンもヒュッレムも慌てふためき、ミフリマーフを心配します。
男の医師には嫉妬してリュステムが、ミフリマーフの診察を許しません。スレイマンは帝都にいる外国人の医師ペドロに診察させることにしました。
オスマン帝国外伝、シーズン4の68話のあらすじ
カザンフェルが去勢…
ヌールバーヌーは優秀な部下を失いたくないため、カザンフェルに気があるようなそぶりをして、去勢して後宮で仕えるように勧めます。
カザンフェルは愛する女性のために、去勢を決意します。
デフネがバヤジトのお気に入りに
ヌールバーヌーのスパイであるデフネは、まんまとバヤジトに気に入られてお気に入りになり、ご寝所に入ります。
そこで、バヤジトが借金をしてミフリマーフに支援を頼む手紙を見つけました。
ヒュッレムが暴漢に襲われる
ミフリマーフの病気を治すために、町の占い師の元へ行くヒュッレム。
そこへ、ファトマ皇妃が仕掛けた暴徒が襲い掛かり、ヒュッレムは窮地に陥ります。ムスタファを死に追いやったロシア女として、ヒュッレムは民衆の恨みを買っていたのでした。
占い師から、「2人の皇子の1人が、もう1人を殺す」と聞いて呆然とするヒュッレムは、自ら暴徒の前に姿を現して対峙します。
知らせを聞いたスレイマンはすぐにヒュッレムを助けに向かい、暴徒の中からヒュッレムを助け出します。
スレイマン素早く助けに来てくれてかっこいい!
コーヒー店が廃業に?
ヒュッレムを襲った暴徒は、コーヒー店でたむろして悪事を企てたと報告がありました。エブッスード長老も、コーヒーは悪の巣窟だから廃業せよと見解を出しました。
スレイマンはコーヒー店を廃業にして取り潰すよう命を出します。
「もうコーヒーが飲めないわ…」と悲しむヒュッレム
オスマン帝国外伝、シーズン4の69話のあらすじ
今回の癒しポイントは「意外と仲の良いヒュッレムとギュルフェム」ですw長年の付き合いで、後宮で生き残ってる数少ない2人ですもんね。ギュルフェムもよく生き延びていられたよ…
ファトマの追放
ファトマ皇女の侍女のメレキは、ヒュッレムの襲撃を証言します(脅されて)。ファトマは釈明もせずに罰を受け、後宮をひっそりと去ります。
最後にファトマは、イブラヒム・ハティジェ・ムスタファ・ジハンギルを死に追いやった恨み事を言って、スレイマンの心に爪痕を残します。
バヤジトの金貨が狙われる
バヤジトが借金をして、ミフリマーフに支援を受けた金貨が、輸送中に何者かに奪われます。すぐに奪還に向かったバヤジトは、無事に山賊を返り討ちにします。
制作陣に愛されたアトマジャ・バヤジトはもちろん、今回は元歩兵部隊長官のフセインにも見どころバッチリありました。
セリムが毒殺されかける?
何としてもバヤジト暗殺を急ぎたいヌールバーヌーは、わざとセリムの食事に毒を盛ります。そして侍女に毒見をさせ、毒を盛られたことをセリムに信じ込ませます。「やったのはバヤジトに違いない。このままでは殺される!やられる前にやらなきゃ!」と勧めるヌールバーヌーに対し、深酒をして(させられて)正体不明のセリムは、ついにバヤジト暗殺を命じてしまいます。
バヤジトが毒殺されかける…
バヤジトがデフネと食事をしていると、急に息が詰まり倒れます。側近たちが慌てて部屋に駆け込んできて手当しますが、バヤジトは死にかけています。アトマジャやデフネを締め上げて毒を調べると、その解毒薬を求めて走ります。
すんでのところでアトマジャが手に入れた薬を飲ませることができ、バヤジトは命を持ち直します。侍女のデフネを拷問すると、ヌールバーヌーに妹をとらわれて脅されたのだと白状します。
デフネ投獄
デフネはその後殺される予定でしたが、バヤジトの子どもを身ごもっており、殺すことができません。出産後に殺す予定で、処刑は延期とされました。
バヤジトが進軍
セリムからの毒殺を受けて怒り狂ったバヤジトは、軍を率いてマニサに進軍します。そしてその理由をあらかじめ帝都のスレイマンに対して手紙にしたためて送ってしまっていました。
攻め込まれるセリム
怒り狂うバヤジトの大軍を見て、震え上がるヌールバーヌーとセリムでした。セリムは全てヌールバーヌーが独断でやったことと知りながら、妻をかばって武装して、バヤジトを出迎えます。
一瞬即発…!
到着したバヤジトは、武装したセリムに剣を向け敵意を見せます。お互いに「よくも毒殺しようとしたな!」と水掛け論を言い合い、らちが明かずについに切り合いとなります。
部下たちも手出しできぬ兄弟の切り合いは、数合続きました。そこへ…
母のちから
師父ムスタファからの知らせを聞いたヒュッレムが早馬で駆け付け、殺し合っている息子たちを怒鳴りつけます。突然の母の登場に2人の兄弟は戦いをやめて、静まることができました。マニサの屋敷内で母と息子たちで語り合い、ヒュッレムはバヤジトが正しく、セリムが(ヌールバーヌーが)最初に陥れたのだと知りました。
セリムは否定しますが、以前ニセのムスタファの反乱の時もアフメトたちとともにバヤジトを陥れたことのあるセリムは、母に信じてもらえませんでした。
2人は母の手前、ぎりぎり和解をしたかのようにふるまい、バヤジトはキュタフヤに帰っていきました。
デフネの妹
バヤジトはマニサにいたデフネの妹を連れて帰り、キュタフヤの宮殿でデフネに会わせてあげます。デフネは出産後に処刑される運命ですが、せめて妹の無事を確認させてあげたかったというバヤジトの慈悲の心からでした。
師父ムスタファはどちらの味方?
マニサにいる師父ムスタファは、もともとはバヤジトのアドバイザーでした。マニサに行ったときに「いつまでも信頼している」とバヤジトからも厚い信頼を寄せられています。
一方でセリムも、師父ムスタファの機転でヒュッレムによってバヤジトとの戦争を避けられたことから、政治家としてもとても優秀だと見抜きます。2人の兄弟から「俺の味方になってくれ」と頼まれ、ムスタファ師父はセリムの方に「お仕えいたします」と返事をしました。
なんでセリム?普通はバヤジトにつくでしょ?それともダマしているのかな?それとも、わがままバヤジトに嫌気がさしたのかな?セリムなら、確かにおだてとけば部下が実権握れそう…
ミフリマーフの恋とリュステムの失恋
ある日ミフリマーフの皮膚に異様なできものができて、医師に見せました。メフメト宰相のお抱えのベネチアのイケメン医師が診察して、できものもなくなり、ミフリマーフは上機嫌。しかしイケメン医師にまた会いたくなったミフリマーフは、できものの原因である香水を再び足に塗りたくって、再び皮膚に炎症を起こし、再びペドロ医師(イケメン医師)を呼び寄せます…。しかもリュステムの留守に…。
するとメフメト宰相はミフリマーフにこびを売るために、ペドロ医師をミフリマーフに献上します。心を寄せるイケメン医師と同じ屋敷で暮らすことができると知って、ミフリマーフは上機嫌です。素敵な部屋を与え、ペドロ医師と見つめ合って恋の予感…と思いきや、屋敷の中に医師がいることに激怒したリュステムが、ペドロ医師を殺しかけます。慌てて部屋に駆け込んできたミフリマーフは、ペドロ医師を奴隷から解放し(多分3回「解放する!」と叫んだから)て、屋敷から出すことにします。
解放奴隷は一般人と同じなので、殺したら罪になるからリュステムも殺すのを断念しましたが、そこまでしてその医師にこころを寄せるミフリマーフに腹を立て、「お前に心を捧げ続けてきたのに、オマエはいつも俺をないがしろにした。もう心をささげることをやめて、仮面夫婦になる」と宣言しました。
リュステム、泣いていたのでこの時ばかりはかわいそうになったけど、好きでもない相手と結婚させられたミフリマーフもやっぱり可哀そうなんですよね…。
ヒュッレムが病気
ヒュッレムは首に黒い腫瘍ができて腫れあがり、医師の診察を受けると「不治の病」と診断されます。もう間もなく死ぬと言われたヒュッレムは、そのことを決して誰にも言うなと念を押し、病をひた隠しにします。
けど、マニサへの旅の途中で腫物がかなり痛み、苦しそうでした。しかもついた先では2人の息子が剣で殺し合っていたので、疲労困憊して倒れてしまいました。
まぁ、そりゃそうだよな…ただ配下たちからしたら「良かった~母が来てくれたわ!」って思ったはずw母の力は偉大ですが、死後が本当に心配です。(ヒュッレムの死後、セリムとバヤジトはどうなる?)
スンビュルの苦悩
ヒュッレムの不治の病の話を口止めされていたスンビュルですが「どうしても荷が重すぎて、黙ってはいられません…」と言って、スレイマンにすべてを打ち明けます。
スレイマンは驚愕して、すぐに国の優秀な医師団を呼び寄せて集め、「必ずヒュッレムの病気を治せ!」と命じますが、症状を見ると今まで治った例はなく、医師たちは顔を曇らせていました…。
スレイマン…たまにものすごく横暴になるよね…医師たちも無理難題を押し付けられて大変そうだし、かつての理不尽に怒鳴られまくっていたイブラヒムを思い出します…。
口止めしたにも関わらず、スレイマンに病気のことを話してしまったスンビュルを怒り、ヒュッレムはスンビュルを追い出してしまいます。スンビュルもヒュッレムもお互いに分かれた後に泣きじゃくり、死という別れを悲しみます。
スンビュルは最初はヒュッレムに対抗していたのに、シーズン3から完全にヒュッレムの犬に成り下がったと思っていたけど、長い年月心を寄せ合って、いつの間にか「人生の同士」的なところにまで通じ合っており、死ぬまで側に寄り添えばいいのにと思いました。
スレイマン、許す
マニサに行って息子たちの殺し合いを力づくで止めた後、(大変や、ママは…)イスタンブールの宮殿に戻ってくると、ヒュッレムの部屋にスレイマンからの置手紙がありました。「そこには、全てを許すし、オマエはいつまでも一番大切な存在だ」という内容のことがかかれており(詩がはさんであって、途中意味不明)、ヒュッレムはムスタファ殺しの疑惑を晴らし、再びスレイマンと寄り添って生きることができるのだと喜びます。
手紙を読むヒュッレムをバルコニーからほほえましく見守るスレイマン。しかしそこにスンビュルが来て、ヒュッレムの病のことを話し、ヒュッレムはスレイマンに知られたことに苦しみます。
ヌールバーヌーが他県に飛ばされる
一方で、バヤジトとの戦争の原因となったヌールバーヌーの処分をセリムが下すことになります。セリムはスレイマンに、息子のムラトの地方赴任を頼み、許可が下りたので慣例にしたがい、ヌールバーヌーは息子とともに赴任県に移住することになりました。
ヌールバーヌーは不服に思いますが、セリムは「そなたを救うためだ」と言い、赴任県に行くように伝えます。
ムラトってまだ7歳くらいに見えるけど…もう県知事になるんですか?ムスタファ師父みたいな優秀な部下が実際は切り盛りしつつ、為政者の在り方について実践で学んでいくんですね。オスマン帝国すごいわ。そりゃ発展するわ。幼児教育進んでいます。
そしてヌールバーヌーさらば!
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