オスマン帝国外伝【ハティジェの最後は自害？】役者さん情報と娘フーリジハンのその後

オスマン帝国外伝の癒しキャラだったハティジェ。

スレイマンの妹として、誇り高い皇室の姫らしい、清楚で大人しく、愛に生きて愛に死んだ美しい女性です。

今回はハティジェについて…

  • ハティジェの最後は自害？
  • ハティジェ役を好演したのは？
  • ハティジェの娘のフーリジハンのその後

についてお伝えいたしますね。

誇り高さや気高さ、皇室の品性など、ヒュッレムと言う暴風雨（ｗ）の前には驚くほど無力でしたｗ

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オスマン帝国外伝のハティジェについて

オスマン帝国外伝のハティジェは、シーズン1から登場している皇帝スレイマンの妹です。スレイマンには多くの妹がいて、ハティジェは一番年下の妹。母からも兄からも可愛がられ、後宮の中で大切に育てられます。

＞＞最初の頃の純真なハティジェ

一度は嫁いだものの、夫と死別して後宮に戻ってきました。シーズン1の序盤からすでに、スレイマンの小姓頭だったイブラヒムと想い合っているものの、身分違いの恋なので、密やかにラブレターを渡し合ったりしているレベル。

恋愛しているとわかれば、イブラヒムは処刑される運命なので、言い出せません。

けど、イブラヒムの捨て身の懇願により、スレイマンは愛を重んじて、ついに2人の結婚を許してくれます。

＞＞その頃のハティジェ

オスマン帝国外伝のシーズン1は、ヒュッレムとマヒデブランのボコボコ殴り合いでドロドロしまくりなので、ハティジェとイブラヒムの純愛だけが癒しどころでした…。

けど、シーズン2になって様子が変わります。

無事に純愛を実らせたハティジェとイブラヒムですが、ふとした夫婦の口論で「私は皇族、オマエは奴隷！」とハティジェが叫んだことがきっかけで、二人の愛に亀裂が走ります。

愛を信じていたのに、ハティジェは自分のことを奴隷と思っていたのだと痛感したイブラヒムは側女と浮気三昧。

ハティジェは何とか夫婦愛を取り戻したいと頑張りますが、帰らぬ夫を待つ日々が続きます。

シーズン3にもなると…清純が売りだったハティジェも、ヒュッレムの権力を削ごうと必死。

頼みの母もなくなり、皇女として1人の側女を叩き潰すために、全力を出し始めます。

＞＞攻撃的なハティジェ

シーズン3で登場するシャーと言う姉に比べると、いちいち弱弱しいハティジェですが、ヒュッレムに対抗すべくあらゆる手を使います。

しかし、最愛の夫のイブラヒムの退場により、ハティジェは占いに走ったり、今まで以上の狂気に襲われます。

そしてついに…

ハティジェの最後は自害？

オスマン帝国外伝のシーズン3の90話で、ハティジェは自害します。

その前から、突如行方不明になったヒュッレムの捜索と、犯人捜しで後宮中がざわついていました。

皇族に対しても厳しい取り調べが続きますが、当初は「誰が犯人かわからない」という状況でした。

焦る

見ててもさっぱりわからなかった。みんな怪しい感じでした。

イブラヒムが亡くなってからはいじけてばかりのハティジェが、久しぶりにスレイマンに爽やかな顔を見せたと思ったら…

ヒュッレム誘拐の一味がハティジェの配下だとわかり、覚悟を決めたハティジェはバルコニーに行きます。

ハティジェを問い詰めようと駆け付けたスレイマンは、バルコニーで死に装束に着替えたハティジェと対面。

ハティジェはゆっくりと語ります。

昔から、誰よりも公正でみんなに誠実な兄のスレイマンが、誰よりも好きだったと。

けど、ヒュッレムが宮殿に来てからすべてが変わってしまった。公正だったスレイマンが、全てヒュッレム中心に理不尽な采配をするようになったと、ハティジェは訴えます。

そんな中でもスレイマンはずっと「ヒュッレムはどこだ？」ばかり…。

兄の、ヒュッレムへの愛を、どうしても許せず、それこそ最大の秩序の乱れを招いたのだと言い捨て、ハティジェは空になった毒の小瓶を床に落とし、スレイマンの腕の中に倒れこみます。

「イブラヒムのように、ヒュッレムにも、墓もない」

それがハティジェの最後の言葉でした。

スレイマンは、可愛い妹が愛する女を呪って死にゆくのを、眺めるしかありませんでした。

オスマン帝国外伝・ハティジェ役を好演したのは？

ハティジェ役を演じたのは
  • 名前：セルマ・エルゲチュ（Selma Ergeç）
  • 生年月日：1978年11月1日
  • 出身地：ドイツのハム
  • 在住：トルコのイスタンブール
  • 語学：ドイツ語、英語、トルコ語、フランス語

ハティジェ役を演じるセルマ・エルゲチュさんは、ドイツ語、トルコ語のほか、英語、フランス語と、実に４ヶ国語も話せる才女。

エルゲチュが生まれたのはドイツで、その後、トルコへと移住。美人コンテストのタイトルを持つ美貌で、モデルスタートの女優活動でした。その後多くのテレビシリーズに出演し、モデルのほかにデザイナー・文献学者・心理学者、更になんと医師でもあるというわけのわからない経歴です。

エルゲチュの父方の家族はなんと、オスマン帝国のスルタンの末裔とインタビューで答えています。今作品への出演はまさに縁ですね。

＞＞オスマン帝国の皇統の末裔情報はこちら

ハティジェの娘のフーリジハンのその後

ハティジェには、イブラヒムとの間に2人の子どもがいます（双子）。

焦る

男の子のオスマンは、ハティジェの死後登場しません。というか、そもそもハティジェも子どもたちもドラマの捜索人物で、史実の人物はないんですけどね。

娘のフーリジハンは、オスマン帝国外伝のシーズン4に登場します。

＞＞そのあたりのあらすじ記事はこちら

シーズン4はセリムとバヤジトの王権争いがメインのストーリーですが、ハティジェの娘のフーリジハンはバヤジトと恋仲になり、結婚します。

ハティジェによく似たおしとやかで高潔な人柄。

家族を殺され奴隷にされ、己の才覚でのし上がるしかないヌールバーヌの相手には…なりませんでした。

フーリジハンも「ひよわな皇族」としてヌールバーヌの餌食に…。

ハティジェと言い、残念でしたね。

オスマン帝国外伝・ハティジェのまとめ

  • オスマン帝国外伝のハティジェは、皇帝スレイマンの妹
  • ハティジェの最後は、ヒュッレムによって変わってしまったスレイマンを嘆いたうえでの自害
  • ハティジェ役を演じたのは、ドイツ系トルコ人のセルマ・エルゲチュ
  • ハティジェの娘のフーリジハンは、オスマン帝国外伝のシーズン4に出演