新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】36話~40話あらすじ考察。

ファーリエ捕獲のために、修道院周辺に「一般客をよそおってうろつくキョセムとジェンネトとズルフィカール」のオーラによるバレバレ感はスルーでいいのでしょうか。隠しきれない大物のオーラを放っているという点で、役者さんとしては大物ですね。

あと、最初は「興味持てないオジサンとオバサンの恋」と思ってたけど、今はすっかりハンダンとデルヴィーシュの恋に夢中です(笑)ハンダンが可愛いとにかく。

今回は新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】36話・37話・38話・39話・40話のあらすじ考察を紹介いたします。ネタバレも含まれるので見た良くない方はご遠慮ください。

>>前回までのあらすじはこちら

蓮

※このサイトは実際に海外ドラマを見ていただきたいなという理由から、完全ネタバレではなくオチは隠しております。続きは動画でお楽しみくださいね。

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新・オスマン帝国外伝まとめ

新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】36話・37話・38話・39話・40話のあらすじ考察

ファーリエがついに捕まりました!泣き崩れるサフィエ。果たしてアフメトはファーリエを処刑するのでしょうか。

デルヴィーシュ処刑?

デルヴィーシュが罠にはまって処刑されそうになります。

知らせを聞いたハンダン妃は廊下で泣き崩れます…。

蓮

ハンダン妃…一言いいかな?
泣くなら部屋で泣けよwww廊下で泣いたら隠してきた「デルヴィーシュへの慕情」がバレちゃうってばwww

デルヴィーシュの処刑を、宮殿の廊下の柱を抱きしめてオイオイ泣くハンダンをみて、通りがかったハリメと側近のメネクシェが「何あれ( ´∀` )」「子どもが死ぬ時みたいに泣いとるし(笑)」「子ども…というより恋人じゃね?( ´艸`)」「(爆)」と慕情バレバレwwww

蓮

よりによって最大の敵ハリメにバレるとかw最悪…だから言ったじゃーんwww泣くなら部屋で泣け!廊下で泣くなよーーーwww

しかしアフメトは父のように慕っているデルヴィーシュを処刑せずに助けます。知らせを聞いたハンダンの嬉しそうなこと嬉しそうなこと。

蓮

だから何度も言うけど、慕情とともにその嬉しそうな顔も隠しとけよww
でも私は好きだけどね。ハンダンのこの「嘘つけない性格」の純粋さというか、後宮のドロドロに染まってない感じ。癒しです。本当に。

その後廊下であったキョセムからファーリエ捕獲を聞かされた時もハンダン妃は「実はね、デルヴィーシュも助かったの💛」と嬉しそうに報告w可愛いかよw

デルヴィーシュとハンダン

助かったデルヴィーシュにいそいそと会いに行くハンダン妃。「助かってよかったけど、オマエが前の皇帝を殺したことがファーリエによってばらされたらどうしよう」と、また人がいっぱいいるところで相談するハンダン妃w

蓮

天然もここまでくれば可愛いです。デルヴィーシュもドロドロした強い女性じゃなく、ハンダン妃を想っている当たり、女性の趣味はすごくいいですよね(笑)

更にデルヴィーシュは「処刑の前に言ってくれたあの…告白みたいな言葉は…?」とラブラブを蒸し返して楽しそうです、2人ともw

ファーリエ許される?

泣きながら土下座で謝るファーリエ。とりあえずデルヴィーシュの屋敷に送り込みます。「許された!」と一瞬喜ぶファーリエだけど、アフメトは裏でデルヴィーシュに「お前が相応の罰を与えよ(殺せ)」と命令。

デルヴィーシュの屋敷に帰ってしもべたちに身体を洗わせて豪華な服に食事。大満足の皇女ファーリエさまは、ズルフィカールに女の手管で迫ります。

蓮

惜しいな…結婚当初ならデルヴィーシュも簡単に落ちただろうけど、今は遅すぎます…

けど、アフメトの指示でデルヴィーシュはファーリエに毒を盛り…

蓮

これはさすがに、知らせを聞くサフィエの悲しみを考えてしまう…メフメト・ギライに比べるとやっぱり母の悲しみが深すぎるよね…

我が子の遺体を前に泣き崩れるサフィエはアフメトの前に行き、対立を深めるのでした。

実直なズルフィカール

ファーリエ捕獲したズルフィカールを褒めるアフメト。すると実直で嘘がつけないズルフィカールは「いえいえ、すべてキョセム妃の指示通り動いただけです」とキョセムの暗躍をばらしますw

蓮

こーゆーとこが好き、ズルフィカール💛誰に対しても忖度せず、ただ職務に忠実なんですよね。

以前、サフィエ追放のために暗躍していた時にキョセムを責めて1年くらい無視していたアフメト。今回もキョセム暗躍を知って怒るのかとドキドキ…したけど、「お前の賢さに俺はト・リ・コ💛」と愛が深まってましたw

蓮

え、前は怒ってたのに、今回は「ト・リ・コ💛」なの?!アフメト…大人になりましたね👍宮殿には「暗躍が上手できれいで子育て上手で自分を愛している女性」がいる方が心強いと気が付いた様子です。スレイマンに一歩近づきました。

シャーヒン・ギライ捕まる

愛するファーリエを亡くしたメフメト・ギライはクリミアを主権国家とするために、キョセムと取引をして兄のシャーヒン・ギライを売り渡します。再び投獄されたシャーヒン。メフメトは兄を売って、自分の立場を盤石に固めていくのでした。

サフィエの隠し財産

サフィエがため込んでいた隠し部屋の財産は豪華絢爛。全世界を買えそうなくらいの金銀財宝であふれていました。そのお金を使ってサフィエは宰相ナスフに、高官や軍部の買収を指示します。アフメトを玉座から下ろし、弟のムスタファを王座につけて自分が実験を握る作戦を着々と進めます。

キョセムは必死でこの、サフィエの隠し財産を探し回ります。

ハリメはサフィエに協力

アフメト皇帝が遠征に行くとき、慣習に従って皇子は遠征についていくこととなります。けど、アフメトがいないすきにムスタファ皇子を玉座につけたいハリメとサフィエ。

ハリメは「熱が出る薬」をムスタファに飲ませて遠征に連れていかれないよう仕向けます。

蓮

またまたメネクシェのくノ一の知識が役に立ったw毒草・薬草の効果はお手の物です。

くのいち、メネクシェの隠し部屋みつかるw

すき間風をたどって、ジェンネトがキョセムの部屋のとなりの隠し部屋をみつけます。ハリメの腹心メネクシェがいつもここで盗み聞きしていたことを知りました。

「早速罰しよう!」と怒るジェンネトですが、キョセムは「これを利用して嘘の情報を聞かせよう」と策を練ります。

部屋でわざと「サフィエの隠し財産を見つけたから、これから出かけて没収しよう!」と話します。それを盗み聞きしたビュルビュルが慌てて隠し財産の家に行くと…後を付けていたキョセムとズルフィカールに見つかり、財産を全て没収されてしまいました。

遠征に出かけるアフメト

各国で反乱が始まり、納めるためにアフメトが軍を率いて遠征に出かけます。ムラト宰相は周囲の国と協定を結んで戦わないことを勧めますが、アフメトは軍で鎮静化させようとします。

けど、かつてのオスマン帝国支配下の地域で、まさかの奇襲を受けてアフメト大ピンチ。デルヴィーシュがアフメトを命がけで守ります。

遂にサフィエの反乱が始まる

隠し財産をとられても、物ともしないサフィエ。

計画を実行に移し、お金で買収した部隊を率いて宮殿に攻め込みます。衛兵の多くは殺され、側女たちは逃げ出し、赤ちゃんのオスマンを抱いてラシャは戸棚に隠れて震えます。メフメトを抱いたハンダンはなすすべもなく、宮殿にはサフィエと兵がなだれ込んできました。

隠し財産没収に同行していたズルフィカールとキョセムは、夜間に戻ってきて宮殿の周りの死体の数に驚きます。入ろうとしても門は固く閉ざされているので、隠し扉から入ります。

蓮

ここ…むかしキョセムが逃げ出そうとした抜け道だ( ´艸`)

ハリメ殺される?

ムスタファのみ保護して、サフィエはハリメ殺害を命じます。お腹を刺されたハリメは、側女のメネクシェと娘のディルルバとともに隠し部屋に潜んで、応急処置をします。

蓮

殺された?と思ったけど、治療しているし、これは助かるパターンですね。
隠し部屋に移動して、的確にハリメの処置をするメネクシェのサバイバルスキルすごい…超絶優秀な側女です。

ムスタファの無事を願って、うわごとのようにムスタファの名を呼び続ける母をみて、娘のディルルバは「自分が弟を守る!」一人でかけていくのでした。

蓮

ディルルバ、弟や母思いではあるけど、なんせ生意気で計算だかく、尊大で偉そう…。いい予感がしません…。

ハンダンとメフメト、殺される?

キョセムの子どもメフメトは、母后ハンダンの部屋にバリケードを強いて守ろうとしますが…

蓮

バリケード弱すぎ!ソファを縦に置くんじゃなく、まずはヒカキ棒を扉の取っ手にかませてあかないようにして、ソファは横において、その手前に足を引っかけて転ばせる紐をはるんだ!更にハンダン妃と女官たちはズボンに履き替えて、体力ありそうな女官に赤ちゃんのメフメトを抱っこひもで固定して抱かせるんだ!

バリケードのあまりの弱さに、簡単に扉を破られ…メフメトを守るために短剣を振り回すハンダン。

そこへ飛び込んできたキョセムはたいまつを振り回して反乱者を威嚇。

そこへ飛び込んできた(パート2)ズルフィカールが部屋にいた反乱者をあっという間に剣で倒します。

蓮

キャー!ズルフィカールかっこいい!強い!

オスマン殺される?

部屋に潜んでいたラシャとオスマン。赤ちゃんを抱っこして戸棚に隠れていましたが、見つかってしまいます。殺されると思ったらジェンネトが助けに来て、その後来たキョセムと共に逃げ出します。

が…逃げる途中に反乱者に刺されるラシャ。残されたオスマンを連れてキョセムは逃げ出します。

蓮

キョセムたちを逃がすために戦うズルフィカールがかっこいい…強い!

キョセムたちは逃げ出せるか?

キョセム、オスマン、メフメト、ハンダン、そしてジェンネトは隠し扉に隠れます。ムスタファ皇子を助けようとズルフィカールは一人向かい、見事皇子を連れて(ディルルバまできちゃう)逃げ出します。

蓮

一回捕まったズルフィカールを助けるために剣をもって戦うキョセム強いwもう、この機にハンダン妃とかにも剣術叩きこんどくほうがいい。

宮殿を出て馬車で逃げていたらすぐに騎馬隊に追いつかれて殺される!と思ったら…危ういところでメフメト・ギライが現れて助けてくれました。

蓮

いたね、そういえば…。存在をすっかり忘れていましたw

メフメト・ギライに連れられて、町娘のメレキーの家に落ち延びたキョセムたち。ズルフィカールも来て安心…。と思ったら…!

ディルルバとムスタファ逃げ出した

せっかくキョセムが救おうとしたのに、ディルルバはムスタファ皇子を連れて逃げ、衛兵にキョセムたちの居場所を大声でばらしてしまいます。

蓮

ディルルバ腹立つな…と思ったけど、10歳くらいの女の子には誰が敵かなんてわからないですよね。キョセムの子どもがムスタファと対立していることくらいはわかっているはずだし。

キョセムは赤ちゃんたちとハンダン妃を安全な場所へ隠し、自分一人捕まって宮殿に行くのでした。
蓮

こういう時のキョセムの堂々とした態度すごい…

サフィエとキョセム

ディルルバのせいでつかまったキョセムはサフィエの元へ連れて行かれます。サフィエはキョセムを脅しますが、キョセムは堂々たる態度で「今謝れば許して差し上げます」と上から宣言。サフィエは怒って、キョセムの処刑を言い渡します。

蓮

この時にサフィエが語るヒュッレム妃の思い出話がステキですw後世にはこんな感じで語り継がれているのね。その後ヌールバーヌのことを語り、前回のドラマからの流れを俯瞰して、視聴者のために話してくれている感じでした。
ヒュッレムのこの指輪、前のドラマのシーズン1でスレイマンが手作りしていたやつ。そのうちキョセムに手渡されるのかな。宝石は人間を何世代も見ていくんですよね。

キョセム処刑

サフィエに引導を渡され、地下牢に連れていかれ、首に縄をかけられるキョセム。死に際、我が子メフメトを抱っこするアフメトの優しい笑顔を思い出すのでした。

ムスタファの即位式

小さなムスタファを飾り立て、王座に坐らせて、サフィエは即位式を始めます。ズルフィカールが乱入してきて、歩兵部隊に「これは反乱だ!騙されるな!」と叫びますが、すぐに捕まります。

蓮

ズルフィカール!がんばれ!

しかしそこへアフメトが帰還。

蓮

嬉しそうに兄に駆け寄るムスタファは、兄に無視されて悲しそう…可哀想…もうムスタファが権力利用されるのがかわいそうです。

「反逆者め!」と裏切った高官を切り、あっという間にサフィエを捕獲します。

毒を飲んで自死しようとしていたサフィエは簡単に捕まり、謀反に加担した全ての人は首を切られました。

小さなムスタファはとぼとぼと母のハリメ妃が刺されて倒れている部屋へと戻り、母のけがを見て泣き崩れます。

蓮

もう可哀想。ムスタファかわいそ過ぎる。ハリメ、死なないで~~!

アフメトがハリメに「反逆を企てたな」と叱責に来ますが、サフィエに裏切られ負傷したハリメは被害者を装います。

蓮

え、ちょっと待って…負傷してすっぴんのハリメ妃かわいい…弱ってるハリメってこんなにきれいなんだ!普段の化粧もナチュラルメイクにすれば「後宮の蛇」とか不本意なあだ名つかずに済むのに。

事態の鎮静化

サフィエを捕まえ、裏切り者を処刑し、後宮を鎮静化するアフメト。

蓮

なんでこんなことになったんだ!と叱られるズルフィカールがかわいそうww命がけで戦い続けたのに~褒めてあげてほしいです。

しかし、マフフィルーゼ(ラシャ)妃とキョセム妃が殺されたと知り絶望。後宮に積み上げられた死体を一つ一つ検分して、キョセムの遺体を探し回りますが見つかりません。

泣き崩れるアフメトを抱き上げて、ズルフィカールが皇子たちが生きていることを告げます。アフメトは町のメレキーの家に逃げ延びたハンダンと赤ちゃんたちに会いに行きます。するとそこには…!

キョセムとの再会

町のメレキーの家には、なんとキョセムが笑顔で待っていました。処刑の瞬間、ビュルビュルに命を救われ、逃がされていたのです。

蓮

ビュルビュルは「キョセム」という名前も付けてくれたし、サフィエの忠実な部下だけど、何かとキョセムと縁がありますよね。

ハンダン妃とジェンネト、皇子たちも無事に保護。

サフィエ投獄

反逆を目論んだサフィエは地下牢に投獄されます。高貴な人がボロボロの牢に。向かいの牢にいるビュルビュルが切なそうです…。

>>次回のあらすじはこちら

まとめ【考察】

オスマン帝国では、皇帝が即位したときに兄弟を全て殺すという慣例があります。それは「反乱を防ぐため」という理由です。皇子が残っていると、「この皇子こそ正当な後継者だ!」と国家転覆をはかって反逆する人が出てくるからです。

アフメト1世の前のメフメト皇帝が即位したときには19人もの皇子が殺されました。

その悲惨な光景を目に焼き付けていたアフメト1世は、皇帝で初めて「兄弟殺しを禁止した」人でした。弟のムスタファの命が助かりよかった!となるはずが…やっぱり、ムスタファを皇帝に持ち上げて、自分が権力を握ろうという野心家の道具になってしまいます。

今回のことなんてまさにそうですよね。

一方で、ムスタファの母ハリメ妃からすると、アフメトの気まぐれでいつ我が子は殺されるかわからないという、常に綱渡りの状態です。ハリメもまた、常にムスタファ即位を目論む首謀者。

皇帝が即位したときに弟を殺さないと、必ずこういうことになるよ、という予想できるストーリーのままですね。

アフメトは弟を愛しているから殺したくない。

けど、弟が生きている限り、反逆者に利用される。

この苦悩に悩み続けることとなるんです。

ドラマの初めの方では、「ムスタファかわいいし、生かしておいていいじゃん」と思っていたけど、サフィエやハリメの思惑に振り回されるムスタファを見ていると、生きているのが幸せかどうかはわからなくなってきました…。

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