皆さまこんにちは!壮絶なムスタファロスに陥り、国王はムスタファしかいないのに!と思い、リュステムを憎み、ふと落ち着いて、「いや、まだバヤジトがいるじゃないか!」という思考回路の私は完全にオスマン帝国市民に同化してしまいました…。ヤバい。帰らなきゃ。
今回はまたまた辛い回で、見るのがしんどかったです…。
オスマン帝国外伝シーズン4の51話、52話、53話、54話、55話のあらすじネタバレを紹介いたしますね。
ネタバレ多数なので、見たくない方はここまでですよ。
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オスマン帝国外伝シーズン4の51話のあらすじ
ムスタファの死
スレイマンの天幕から運び出されたムスタファの遺体。
それを見て泣き崩れる歩兵部隊のフセイン隊長たち。
泣きながらムスタファに駆け寄るタシュルジャル。
慌てて狩りから戻ってきたジハンギル…。
誰よりも父を愛していた息子をなぜ殺したのかと泣き叫びます。
1人天幕の中で胃液を吐き出すセリム。
セリムはどの意味で泣いているのかな…。兄が死んだショックと言うよりは、自分たち「皇子」に課せられた運命に恐れおののいている感じかな。
ムスタファの亡きあと読まれた手紙には、自分の子どもたちにかけて自分は裏切らなかったのに、父上は自分を裏切った悲しさが書かれていました。
地位や権力のために親子で殺し合うようなかりそめの世界を去るとつづられていたムスタファの手紙は、スレイマンの心を打ちました。
決して裏切らなかったにも関わらず、歴史に裏切り者としての汚名を残す辛さも書かれていました。
宮殿でムスタファを心配しまくっているバヤジトに対して、ヒュッレムが「セリムも危険なのよ」と言うけど、セリムのことなど1ミリも心配していないバヤジトに何を言っとるww
兄弟の絆とは、その瞳の奥を見た時に愛情を見ること。心に温かさを感じて心臓の鼓動が共鳴するのを感じるときに起こる。
タシュルジャルの苦悩
埋葬されるために運ばれるムスタファの遺体。
最後まで付き添うと言い張るタシュルジャルに対して、リュステム大宰相は命令します。マヒデブランやムスタファの遺族に、ムスタファの死を伝えてブルサに移り住むように伝えろと命じるのです。
命に逆らえないまでも、恨み言を残してタシュルジャルはアマスヤへ発ちます…。
歩兵部隊の反乱
ムスタファを裏切った歩兵がバレて、みんなからリンチに合います。彼の証言でリュステムがそそのかしたと知った歩兵たちは、怒りをそのままリュステムにぶつけます。
アフメト宰相もムスタファの死を悼みますが、歩兵部隊が罰を受けるのを避けるために、反乱を止めます。
リュステムの罪
アフメト宰相によって、リュステムがムスタファを罠にはめたと知らされたスレイマンは、リュステムを引っ立ててきて罪を問います。
歩兵軍団の恨みを一身に買うリュステムは、スレイマンを廃位してムスタファが王になるのを阻止したのだと告げます。
ムスタファの裏切りは明らかだったと言うリュステムに、
スレイマンは大宰相を下ろして帝都へ帰るよう命じます。
アフメト宰相は、リュステムの罷免を伝えて何とか歩兵部隊の反乱を押さえます。
リュステムの後任として、アフメト宰相は大宰相に任命されます。
ムスタファの死を聞くマヒデブラン
アマスヤに戻ってきたタシュルジャルを見て、息子のメフメトは「パパ~」と無邪気に駆け寄ります…。
マヒデブランとミフリュニーサは、タシュルジャルの様子からただならぬ事態だと察し…、ムスタファの死を告げられます。
泣き叫ぶミフリュニーサとは別に、フラフラと歩いて部屋に戻るマヒデブラン…。
部屋に戻ったマヒデブランは、毒を飲みこもうとしますが、そこへ孫のメフメトが入ってきて、思いとどまります…。
オスマン帝国外伝シーズン4の52話のあらすじ
帝都に戻るリュステム
リュステムは、帝都でも暴動が起きることを予想して怯えます。弟のシナンだけが頼り。
ムスタファの処刑を伝えると、ミフリマーフは血の気を失ってしまいます。
長年戦ってきたヒュッレムは、長い戦いがやっと終わり、ついにマヒデブランとムスタファに勝利したのだと確信します。
けど、ヒュッレムも心は晴れません。無実の者を死に追いやった罪を背負い続けるのです。
マヒデブランたち…
タシュルジャルは、スレイマンの命として、マヒデブランたちにブルサへ移動するよう伝えます。
ミフリュニーサや娘は拒みますが、マヒデブランは息子の遺体の側に居たいと、ブルサ行きを承諾します。
長年世話になったと、息子の朋友のタシュルジャルに別れを告げて、去るマヒデブラン。
ムスタファの墓へと向かうマヒデブランたちを、アマスヤの民たちはムスタファの名前を祝福しながら見送ります。
ムスタファは民に大人気だったからね。
空っぽのアマスヤの宮殿に一人残るタシュルジャルも憐れ…。リュステムやヒュッレムの罪は大きいです。が、リュステムはともかく、ヒュッレムはこうしなければ、息子たち全員処刑される運命なので、命がけの戦いともいえます。
ブルサで愛するムスタファの遺体を目にして、泣き叫ぶマヒデブラン…。兄を慕うバヤジトも、睨まれながらも葬儀に参列します。
バヤジトに殴り掛かり、「ヒュッレムの息子が!」と泣き叫ぶマヒデブランに、精いっぱい悲しみを伝えるバヤジト。
墓に入れられたムスタファに、土をかけるのがバヤジト1人ってのもなんだか…どんな風習なの?バヤジトも悲しいんだから、専用の係みたいな人がやればいいのに…
後宮に伝わるムスタファの死
泣きながら廊下で倒れるミフリマーフに、駆け寄るバヤジトと女人たち。
ムスタファの死を知らされて、誰もが言葉を失います。
ファトマ皇女も、ギュルフェムも、バヤジトでさえヒュッレムとリュステムを責め立てます。
たまに出てくるダーク・ギュルフェムの言うセリフが一番きつい…。
イスタンブールの町でも、ムスタファの非業の死は、悲劇として暗い影を落としています。
スレイマンはおじいちゃんなので、次の優秀で優しいムスタファの世を、みんな待ち望んでいたのでした。
「ムスタファの子息を次の皇帝にしろ」と言うデモの噂まで出て、さすがにヒュッレムも無視できなくなり、すぐさま、スレイマンに手紙で知らせます。
「反乱者がムスタファの息子を利用する前に、対策しなければ」と。
嫌な予感…嫌な…いやーな予感…
セリムとヌールバーヌー
セリムはヌールバーヌーに「王座に一歩近づいた」と手紙を書き送りますが、当のセリムもヌールも幸せとは言えない顔をしています。
皇子が殺されるという事実を目の当たりにして、緊張感が増しました。
浅はかな2人はてっきり喜ぶかと思いきや…
オスマン帝国外伝シーズン4の53話のあらすじ
セリムとバヤジトの一騎打ち
しかしバヤジトはイケメンだなぁ。ムスタファがこうなった以上、なんとしてもバヤジトに皇帝になってほしい。
ムスタファの葬式に来たバヤジトに、おつきのララ・ムスタファ師父は、今後はセリムとの一騎打ちに備えなければと助言します。
ジハンギルの危機
末っ子ジハンギルは、愛する兄が死んだショックから、飲まず食わずで体調を壊します。セリムは心配して、同じように落ち込んでいるスレイマンに会い、ジハンギルの状況を知らせます。
スレイマンがジハンギルに会いに行くと、ムスタファを殺さないと嘘をついたことで責め立てられます。
ジハンギルは、もはやスレイマンを父とは思えないと見限ります。
そしてどんどん衰弱していくのでした。
セリムは母に心配をかけないために、ジハンギルの不調を黙っていますが、セリムの従者からヌールバーヌーには伝わります。
ヌールの貫禄がやばいほどに増してきた…配下も優秀なのが多いですよね。
帝都で暴動
ムスタファの死に起こった民衆が、帝都で暴動を起こします。コーヒー店を営んでいたスンビュルも襲われて、後宮へと逃げ込みます。
リュステムやミフリマーフの屋敷にも暴徒が押しかけてきて、ヒュッレムも駆けつけ(よく来れたなw)みんなで闇に乗じて逃げます。
葬儀に出て帝都を離れていたバヤジトが戻り、民の暴動は無理もないとヒュッレムに対立します。
ファトマとギュルフェムにも嫌味を言われるものの、バヤジトは堂々と対峙します。
ファトマの「ムスタファがダメならこの皇子にしよう!」みたいな顔…
マヒデブランに更なる悲劇
スレイマンの命令で、ゲムリキの屋敷に移るよう言われるマヒデブランたち。葬儀で悲しむ暇もなく、移動させられます。
メフメトは別の馬車で連れていかれ、途中で一人、連れ去られます…。ミフリュニーサは走って馬車を追いかけますが、追いつくことが出来ません…。
ミフリュニーサの脚力なら、スカートをまくりあげれば追いつきそうだったけど…
オスマン帝国外伝シーズン4の54話のあらすじ
生きていたアトマジャ!
暴徒から身を隠しているリュステムの住処の近くには、闇に潜む人影が…。
フードをとったその影は、なんと死んだと思われていたアトマジャでした。
ムスタファを助ける途中で矢にうたれたアトマジャは、重症ながらも生き永らえていました。
ひそかにイスタンブールに戻り、復讐すべくリュステムを探し回っていたのでした。
けど、リュステムを討つべく暴徒が押し寄せると、今度はバヤジトの身の上を心配してムスタファの遺言を思い出し、バヤジトに傾倒していくのでした。
ジハンギルの危機
赤ちゃんの頃から背骨に障害があり、痛い想いをし続けてきたジハンギル。
スレイマンは、食事もとらずに衰弱して、背中の痛みに耐え続ける我が子の声を聞くしかありませんでした。
遂には、最後の手段としてアヘンチンキのシロップでジハンギルの痛みを止めるよう命じるしかありません。
飲み過ぎると死に至るのかな。苦しそうに決断していましたね。
アフメト宰相はジハンギルの体調を気にして、帝都へ帰すよう、スレイマンを説得しますが聞き入れられません。
セリムにも説得を頼みますが、セリムは「余計なことをして睨まれたら殺される。勇気なく大人しくしていたものが生き残れる」と言い、黙認します。「勇気があれば、ムスタファのように殺される」と…。
なんてこった…ジハンギルの命よりもセリムは自分の命を守りに入るのか…でも、その内容が当たってることも切ないです。ヌールバーヌーが教え込んだ、生き残るすべを、セリムは習得していました。
リュステムとミフリマーフの死?
歩兵常備軍のフセインとともに民衆を引き連れて、リュステムの隠れ家に襲い掛かります。
隠れ通路などを通って林に逃げようとするも…
「え…林…いやよ、リュステム様子を見てきてよ!」
「あなたが出て行ってやっつければ?」
と不平不満ばかりでなかなか逃げようとしないミフリマーフww
「人数が少ないから無理だ!行け!行け!」と急かすリュステムがちょっと不憫になりましたが、民衆は許してくれません。林の中であっという間に群集に囲まれ、ムスタファの仇として打たれそうになるリュステムですが…
すんでのところでバヤジトが登場して、民衆を沈めてミフリマーフを(リュステムじゃなく笑)守ります。
バヤジトめっちゃかっこいい~~!
無事にミフリマーフ一行を宮殿に送り届け、ホッと胸をなでおろすヒュッレム。リュステムはそこでも「母上!リュステムが私を危険な目に合わせたのよ!」とプリプリと夫婦喧嘩を始めます…。
この高慢ちきな皇女を嫁にもらいたがるのはリュステムくらいだから、もっと夫を大事にしてほしいです。
帰ってきたバヤジトを抱きしめるヒュッレムに、塩対応のバヤジト…バヤジトはそういうとこ…。
バヤジト立派なんだけど、師父ムスタファがオロオロしてて可哀想になるくらい、バヤジトは恐れ知らずの無鉄砲です。
オスマン帝国外伝シーズン4の55話のあらすじ
立派過ぎるバヤジト
リュステムとミフリマーフの窮地を救った後、怒る群集は宮殿に押し寄せます。
「リュステムを出せ!」
「ヒュッレムを出せ!」
となだれ込もうとする群集の怒りは頂点に達していました。その時…配下が止めるのも聞かずに、宮殿からさっそうとバヤジトが現れて、
「私もお前たちと同じように悲しんでいる。ムスタファを慕うお前たちを討ちたくない。どうか静まってくれ」
と説得し、民衆の怒りは沈められます。
それでも「リュステムを引き渡せ!」という民衆に、大宰相を罷免され罰は受けたし、皇族の婿を引き渡せないときっぱりと言います。
群衆に紛れてにらんでいたアトマジャでさえ、バヤジトの立派な姿に感心します。そしてムスタファが死ぬ前に「私が死んだらバヤジトにこそ仕えよ!」と言っていた言葉を思い出します。
言うこと聞かないバヤジトに、ヒュッレムも師父ムスタファもソコルルも困りまくりwww勇敢なのはいいけど、もうちょい配下の声にも耳を傾けて~
ファトマ皇妃も内心ではバヤジトすげーと思ってるはずなのに、ヒュッレムに嫌味を言うついでにバヤジトをディスらないでほしい
ジハンギルの最後…
ジハンギルは、自分がムスタファの盾になれなかったことを、悔やみ続けます。飲まず食わずであっという間に体が衰弱し、背中のこぶが痛み始めます。
看病するスレイマンもはねのけて、1口のスープも薬も飲まずに、悲痛な叫び声をあげて苦しみ続けます。
兄のセリムもさすがに心配しますが、ジハンギルは冷たく当たるのみ。
「ジハンギルは私を誤解している。私はお前を愛している。」とセリムが言うと「僕も、愛しているよ」とジハンギルが答えます。
兄弟の中でずーっと嫌われ者だったセリムですが、最後にジハンギルと心を通わせられてよかったです。
アフメト宰相には、皇帝に何も意見しないのが勝つ秘訣だ、とか言っておいて、スレイマンにジハンギルを帝都に帰すように、結局セリムも言ってくれましたね。ちょっと見直したぞ。
ある者たちの魂は
天使によって
安らかに心地よく奪われる
死は悪人には恐ろしい怪物で
善人には美しい姿で現れる
もうどうしようも手の施しようがなくなり、スレイマンは仕方なくアヘンを大量にジハンギルに飲ませます。
「苦しみから解放してくれ」という息子の願いを叶えたのでした…。
強い鎮静効果で痛みはひきますが、心の傷はいえることなく、枕もとのアヘンを残らず飲んでしまい、ジハンギルは最後は妄想の世界の中で安らかに息を引き取ります…。
ムスタファの死から52日
多分日本の49日的な奴です…
ムスタファの死から52日目の葬儀で、再び喪服に身を包み、死を悼む後宮。そこへヒュッレムとミフリマーフが来た途端に、コーランもやみ、人々は固まります。
ファトマが恨みつらみを言うと、ヒュッレムはついにキレてコップを握りつぶして「ムスタファは弱いから負けた!強者のわたしが生き残るのよ!」と叫びます。
血を流して部屋に戻ったヒュッレムに、今度は陣営にいるセリムから、ジハンギルの重症の知らせが届きます。
ヒュッレム、ジハンギルの元へ
宮殿の外では相変わらずヒュッレムやリュステムに対する怒りが渦巻いています。
ジハンギルの重傷の知らせに居てもたってもいられないヒュッレムは、前線に行くと言ってききません。
皇帝代理のバヤジトは「自分がお供して守る」と言い、ヒュッレムをジハンギルの元へと連れて行きます。
すべてにおいてバヤジトがカッコよすぎやろwww
部屋に戻ってミフリマーフに「なぜ止めなかった」「止めたわよ!」とケンカするリュステム夫婦にうんざりです。
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本当はhuluで見たいのですが訳あってBSで…
この第4シリーズも辛く哀しく肩凝りますねぇ、、
ムスタファとジハンギルの亡くなる回は正視出来ず飛ばして見てました。
この掲示板の解説はとても読み易く、分かりやすかったです。
有難う御座いました。
この先も期待しております。
見てくださりありがとうございます!
ムスタファが皇帝になっていたら…と思わずにはいられないですよね。そしたらバヤジトとジハンギルの兄弟で強力な国作りができたのに。ふたを開けたらヌールとセリムか…とため息が出ます。事実は小説より奇なりですね。今後も頑張ります!